トヨタ自動車株価は、9月8日の東京株式市場で大きく下落しました。報道で確認できる直近の終値ベースでは前日比4.12%安となり、自動車株全体が約1カ月ぶりの安値を付けています。ただし、9月10日時点のリアルタイム株価は、今回の報道だけでは確認できません。
トヨタ自動車、円高を受けて9月8日に終値4.12%安
9月8日は、外国為替市場で円相場が一時1ドル=152円台まで上昇し、約7カ月ぶりの円高水準となりました。これを受け、輸出関連株では採算悪化への警戒から売りが優勢となり、トヨタ自動車も終値で4.12%下落したと報じられています。円上昇で一時152円台、4.1%安のトヨタなど「自動車株」1カ月ぶり安値
日経平均株価も前日比1130円51銭安となり、自動車株の業種別指数は4.7%下落しました。三菱自動車、マツダ、ホンダ、日産自動車、スバル、スズキも下落しており、トヨタ単独ではなく、自動車株全体に売りが広がった形です。円上昇で一時152円台、4.1%安のトヨタなど「自動車株」1カ月ぶり安値
株価下落をめぐる為替と業績への警戒
9月8日午前には、トヨタ株が前日比92円安の3004円まで下落する場面がありました。報道時点の為替は1ドル=153円台で、約半年ぶりの円高・ドル安水準とされています。トヨタ、株価一時2.9%安 半年ぶり円高水準で業績下振れに警戒感
トヨタは2027年3月期の想定為替レートを1ドル=160円に設定していると報じられ、円高によって輸出採算や業績が下振れするとの警戒感が株価の重荷になりました。また、対ドルで1円の円高が営業利益を約500億円押し下げるとの見方も紹介されていますが、これは報道で示された市場の見方であり、今回の資料から確定した業績修正までは確認できません。
直前には株価反発と中長期の期待も
9月7日には、トヨタ株が前週末比39円高の3120円まで上昇しました。ソフトウエア更新やリースなど、新車販売以外の事業で2030年度までに営業利益3兆円を目指すとの報道が材料となり、中長期の業績拡大を期待した買いが優勢だったとされています。トヨタ自動車、株価反発 「新車以外で30年度に営業利益3兆円」報道
現時点で確認できる最新の報道上の状態は、9月8日の円高局面で株価が下落し、自動車株全体にも売りが及んだというものです。今後の業績見通しや想定為替レートをトヨタが修正したかどうかは、今回の報道だけでは明らかになっていません。