福音館書店ぐりとぐらをめぐる今回の問題は、作者・山脇百合子さんの姓の表記に関する投稿への反応です。福音館書店は投稿を削除し、「表現が不適切」として7日に謝罪しました。
福音館書店が「ぐりとぐら」関連投稿を削除し謝罪
発端は、山脇百合子さんが結婚前の「大村百合子」名義と、結婚後の「山脇」姓で絵本を出版していたことに気づいた子どもを持つ親の投稿でした。投稿には、同じ作者の絵本を並べた画像と、子どもから姓の違いを尋ねられたという内容が添えられていました。
福音館書店の公式Xはこの投稿をリポストし、「本当だ…どうしてだろう…(すっとぼけ)」と反応しました。これに対し、女性作家や研究者が結婚によって姓を変えることで、著作上の名義の同一性が分かりにくくなる問題を指摘する声や、出版社の反応を疑問視する声が寄せられたと報じられています。日刊スポーツの記事 毎日新聞の記事
謝罪文で示された対応
福音館書店は7日、前日の投稿について「表現が不適切であるというご指摘を多数いただきました」と公式Xで説明し、該当ポストを削除しました。さらに、今後は投稿の確認体制を強化し、再発防止に努めるとして謝罪しています。福音館書店、女性作家巡る投稿を謝罪
報道では、今回の投稿がなぜこの表現になったのか、また姓の表記をめぐって今後どのような説明や対応を行うのかまでは明らかになっていません。
「ぐりとぐら」と山脇百合子さん
「ぐりとぐら」は、双子の野ねずみを描いた絵本です。原作の中川李枝子さんと絵を担当した山脇さんは姉妹で、同シリーズは日本を代表する絵本として紹介されています。今回確認できる最新の状態は、問題となった投稿が削除され、福音館書店が謝罪と確認体制の強化を表明した段階です。