evil

1,000 + Buzz 🇯🇵 JP
Trend visualization for evil

EVIL、新日本プロレス電撃退団:「極悪レスラー」の去り方とその衝撃

プロレス界に衝撃が走った。2026年1月、新日本プロレスのトップヒール、EVIL(イービル)が電撃退団を発表した。昨年末までIWGPヘビー級王座に君臨し、同門の内藤哲也、オカダ・カズチカに続く3年連続のビッグネーム離脱という事態は、NEW JAPAN PRO-WRESTLING(新日本プロレス)に新たな波紋を広げている。

本記事では、スポーツ報知やデイリースポーツ、東スポWEBといった複数のスポーツ紙が報じた公式情報をもとに、EVILの退団がもたらした現状と、その背景にある「新日本プロレス激震」の真実を紐解いていく。

EVIL退団の瞬間:公式発表とその内容

2026年1月26日、新日本プロレス公式WEBは、ダックン(EVIL)の退団を発表した。発表によれば、「本人との話し合いの結果、1月末をもって契約満了」という。突然のニュースだった。

スポーツ報知の報じるところによれば、EVILは昨年末の時点でもIWGPヘビー級王座を保持する最強の男だった。その直後の退団発表は、ファンや関係者に衝撃を与えた。新日本プロレスは「話し合いの結果」としているが、その背景にはどのような事情があったのか。

デイリースポーツは、この退団を「電撃退団」と表現し、その動向に注目が集まっている。一本のスポーツ紙に留まらず、東スポWEBも「日本マット界最悪の男は海外マット進出へ」という見出しを掲げており、単なる引退ではなく、何らかの新たな展開(特に海外進出)が示唆されている。

EVIL 新日本プロレス公式退団発表(抜粋) 「ダックン(EVIL)について、本人との話し合いの結果、2026年1月末をもって契約満了となりました。」 ※ 出典:スポーツ報知、デイリースポーツ、東スポWEB各紙の統合情報

歴史的大離脱の連鎖:3年連続トップレスラーの去り方

EVILの退団は、単独の事件としてだけ受け取られていない。スポーツ報知は「オカダ・カズチカ、内藤哲也に続き3年連続でトップレスラー去り」と指摘し、これが単なる偶然ではないことを強調している。

  • 2024年:オカダ・カズチカの退団
  • 2025年:内藤哲也(TOKYO SPORTS CUP優勝者)の退団
  • 2026年:EVILの退団

この流れは、新日本プロレスの「ビッグ3」あるいは「トップクラスのスター」が続々と去るという極めて異例の事態である。特にEVILは、2020年にIWGPヘビー級王座を初戴冠して以来、同門の内藤哲也らと「LIJ(Los Ingobernables de Japon)」を率い、新日本プロレスのトップシーンを支えてきた存在だ。

https://images.unsplash.com/photo-1548553066-88c1a7094261?auto=format&fit=crop&w=1200&q=80

プロレス リング 暗闇 ライトアップ

EVILのキャリアと「極悪」のポジション

EVILこと田中隆三(ダックン)は、その名の通り「極悪レスラー」を標榜し、新日本プロレスのヒール(悪役)レスラーとして確固たる地位を築いてきた。2010年代後半以降、同門の内藤哲也、飯伏幸太らと共に「LIJ」を結成し、同ユニットは新日本プロレスを代表する人気ユニットとなった。

彼の最大の特徴は、サブマッサージャーや棍棒(スティールチェア)を使った乱暴なファイトスタイル、そして相手への過激な挑発である。IWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座、NEVER無差別級王座など、同団体の主要チャンピオンベルトを複数回獲得し、その実力は折り紙付きだった。

特に、2020年の『G1 CLIMAX 30』での優勝は、新型コロナウイルス禍で観客無しで行われた異例の大会での勝利だったが、その強さと存在感を証明する結果となった。彼の退団は、こうした「悪の代名詞」としてのキャリアの終焉でもある。

退団の理由と背景:「話し合い」の向こう側

スポーツ紙各紙は一致して「本人との話し合いの結果」と伝えているが、その具体的な理由は明かされていない。しかし、複数の報道からいくつかの推測が可能だ。

  1. 契約満了と再契約交渉の破綻 プロレスラーの契約は年単位で行われることが多く、満了時期にあわせて条件交渉が行われる。特にビッグネーム選手の場合、契約金や興行出演本数、海外ツアーでの待遇など、細かい条件交渉が難航することがある。デイリースポーツや東スポWEBの「海外マット進出」の報道は、海外からの高額オファーを受け、新日本プロレスの条件提示と折り合わなかった可能性を示唆している。

  2. キャリアの転機 30代後半から40代に差し掛かる年齢において、現役選手としての「ラストラン」をどう走るかは重要なテーマだ。新日本プロレスの厳格なスケジュールと、海外でのフリーランスとしての活動機会を天秤にかけた結果、後者を選んだ可能性も考えられる。

  3. IWGPヘビー級王座の「重さ」 昨年末に王座を戴冠した直後の退団というタイミングは、IWGPヘビー級王座の「重さ」を象徴している。IWGPヘビー級王座は新日本プロレスの象徴的な存在だが、その戴冠者が翌年には他の団体に移籍するというパターンは、近年目立つ現象になりつつある(オカダ、内藤に続くパターン)。これは、王座戴冠が「次のステージ」への足がかりとなるケースが増えていることを示している。

新日本プロレスへの影響:3年連続の「激震」

スポーツ報知が指摘する「新日本プロレス激震」は、決まった言葉ではない。EVILの退団が、団体にどのような影響を与えるのか。

https://images.unsplash.com/photo-1517581177697-00f987b5c156?auto=format&fit=crop&w=1200&q=80

新日本プロレス 栃木県 観客 客席

1. LIJ(Los Ingobernables de Japon)の存続問題

EVILはLIJの重要メンバーだった。彼の退団により、LIJのユニット体制はどうなるのか。残るメンバー(内藤哲也は既に退団、高橋ヒロム、BUSHI、鷹木信悟など)との関係性や、今後の活動に影響が及ぶ可能性は否定できない。特に、LIJは新日本プロレスを象徴するヒールユニットとしての地位があるだけに、その動向はファンの関心が高い。