はしか

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はしか感染拡大、GW前に注意喚起の声も 感染力はインフルエンザ10倍「集団免疫低下」が原因に

春先に入ってから、全国的に急増している「はしか」。特に4月のGW(ゴールデンウィーク)前という時期に感染者数が急激に増加する中、医療機関や自治体から予防接種を呼びかける声が相次いでいます。

はしかが再び全国で拡大中 新宿区の小学校でも集団発生

2026年4月21日、東京都新宿区の小学校ではしかが集団発生し、児童・教職員計18人が感染が確認されたと同区内では発表されています。このニュースはリセマムなど複数のメディアで報じられ、保護者や教育関係者の間で大きな懸念が高まっています。

一方、新潟県を含む全国では1週間のうちに感染者数が約1.4倍に急増しており、国立健康危機管理研究機構によると、今年1月から4月中旬までの累計患者数は既に299人に達しています。これは昨年全体の暫定値265人を3カ月余りで上回る数字であり、過去10年間で2番目に多い水準となっています。

最新の感染者数推移(速報値)

期間 報告数
1月~4月中旬 299人
昨年同期 未満(前年同時期を大きく上回る)

日本では2015年から「排除状態」だったはず

驚くべきことに、日本は2015年以降、はしかの「排除状態」にあると厚生労働省も公言しています。つまり国内での自然感染や輸入症例から完全に隔離された状態だったはずです。しかしながら、その後も感染者数が継続的に報告されており、「排除状態」の維持が難航している実態が浮き彫りになっています。

専門家の中には、「ワクチン接種率の低下」が主因であると指摘する声もあります。特に近年、新型コロナ禍で一時的にワクチンへの不信感が広がり、定期接種の受診率が下がった背景があるようです。

はしかの恐ろしい感染力と合併症

はしかは空気感染で広がる非常に感染力の強いウイルス性疾患です。米国疾病対策センター(CDC)のデータによると、家庭内など密接な接触環境で免疫がない人が感染者にさらされた場合、約90%が発症するとされています。また、日本の医師会も「インフルエンザの10倍以上」と警鐘を鳴らしています。

はしかの発疹の様子

主な症状は38度以上の高熱、咳、鼻水、目の充血、そして全身に現れる赤みがかった発疹です。これらの症状は通常3〜5日間続き、回復期に糠にまぶされそうな小さな白い斑点(ケラー斑)も見られることがあります。

最も深刻な問題は合併症です。肺炎や脳炎といった重篤な病態を引き起こす可能性があり、稀ではありますが死亡例も報告されています。特に乳幼児や免疫力が弱い高齢者では重症化リスクが高まります。

ワクチンが唯一の有効な予防手段

現時点で特効薬は存在せず、対症療法が中心です。ただし、MMRワクチン(麻疹・風疹・水痘混合ワクチン) が最も効果的な予防法として知られています。日本では通常、生後12ヶ月頃と4歳〜6歳の時に2回目の接種を受けることが推奨されています。

しかしながら、一部の地域では第2回接種の受診率が低く、集団免疫が形成されにくい状況が続いています。国立成育医療研究センターは「未だに抗体を持たない大人も少なくない」と警告しています。

GW前後の感染リスクと社会的影響

GW(ゴールデンウィーク)は家族や友人同士の交流が盛んになる時期であり、特に公共交通機関を利用した移動も増えるため、はしかの感染拡大リスクが高まります。列車やバス、空港などの混雑した場所では、短時間でも感染しやすいため注意が必要です。

また、学校や職場での集団感染も懸念されます。新宿区の小学校の事例はその典型で、教職員の感染があったことで保護者の不安が拡大しています。今後も類似の集団発生が各地で報告される可能性があります。

自治体・専門機関からの対応と呼びかけ

多くの自治体や医師会が現在、予防接種の重要性を訴えています。大分県医師会の河野幸治会長は「はしかは非常に感染力が強く、インフルエンザの10倍以上」と強調し、未接種の方はできるだけ早く受診を促しています。

厚生労働省も「抗体検査を受けることを推奨」しており、職場や学校での健康診断の一環として検査を取り入れる動きも出始めています。また、医療機関では患者の受診時に「最近のワクチン歴」を確認する体制を強化しています。

過去の流行と比較 なぜ今が危険か?

2019年には過去最多の744人が感染していましたが、その後はコロナ禍で外出自粛が続き、感染者数は一時的に減少しました。しかし2024年から再び増加傾向が見られ、2025年末〜2026年初頭にかけて急増しています。

専門家によると、「過去に一度は感染した経験があるか、ワクチンを2回打ったか」で免疫が確立されるため、未経験者は特に警戒すべきです。特に海外渡航歴のある方や、子どもの定期接種を忘れた親御さんも要注意です。

今後の展望と今すぐできること

国立健康危機管理研究機構は「今後も感染拡大が続く可能性がある」と予測しています。特にGW以降、観光地や商業施設での集団感染リスクが高まるため、早期対応が重要です。

今すぐできることとしては: - ワクチンの接種歴を確認:1回しか打っていない方や不確かな方は早めに受診 - 症状が見られたらすぐに受診:自己判断で帰宅せず、医療機関へ - 周囲への情報共有:家族や同僚に感染リスクを伝える - 手洗い・うがいの徹底:基本的な感染対策は依然として有効

結論:個人の行動が社会全体の健康を守る

はしかは昔ながらの伝染病ですが、現代の医療技術と予防手段を活用すれば十分に防げる病気です。しかしワクチン接種率が下がると、誰もが感染リスクに晒される「集団免疫低下」状態が生じます。

GW前に多くの人が旅行や訪問を控えめに

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