ぴあ
Failed to load visualization
「ぴあ」の今:チケット販売大手が再び紙とデジタルでエンタメをリニューアルへ
2025年4月6日、情報誌「ぴあ」が15年ぶりに月刊誌として復刊した。 この動きは、インターネット普及後の情報過剰時代において、「紙媒体の偶然の出会い」と「デジタルの利便性」を融合させた新たなエンタメ体験を提供する試みとして注目されている。
主要事実:情報誌「ぴあ」が再び紙とデジタルで復活
2011年に休刊して以来15年ぶりに、チケット販売大手・ぴあが雑誌「ぴあ」を月刊誌「Monthyぴあ(とぶ!ぴあ)」として復刊することを発表した。価格は1000円で、書店や東宝グループ各店舗で販売される予定だ。
この復刊の最大の特徴は、「紙とデジタルを融合させた新しい読み方」にある。誌面上のQRコードをスキャンすることで、詳しい記事やチケット購入ページへのアクセスが可能になる。これにより、紙媒体ならではの情報の一覧性や、デジタル媒体ならではの即時性・利便性が両立される。
さらに、東宝が本日3月3日にスタートさせた新サービス「TOHO-ONE」と連携し、同サービスのプレミア会員向け特典として「とぶ!ぴあ」デジタル版の無料購読が予定されている。
最新の進展:2025年4月6日発売開始
2025年4月6日に創刊準備号が配信され、正式に「Monthyぴあ」として発売が始まった。これは、2011年に休刊して以来15年ぶりの紙媒体での再登場であり、日本のエンタメ情報誌史に新しい一章を刻む出来事だ。
背景:インターネット普及による情報誌の衰退とその再生
情報誌「ぴあ」は1972年に創刊し、映画やコンサートなどのエンタメ情報誌として長年愛され続けてきた。ピークの80年代後半には約100万部を販売したこともあった。しかし、2000年代以降のインターネット普及により、オンラインでの情報収集が一般的になる中で、紙媒体の情報誌は急激に需要を失ってしまう。
2011年にはインターネットの台頭と共に休刊へ踏み切った。しかし、近年の情報過多時代において、紙媒体の特性である「情報の一覧性」「偶然の出会い」などが再評価されている。ぴあは、この市場の変化を見越して、紙とデジタルの融合による新しい価値創造を模索した。
具体的な取り組み:「とぶ!ぴあ」の独自仕組み
「Monthyぴあ」は単なる紙媒体の再発行ではない。以下のような革新的な要素を盛り込んでいる。
QRコードによるデジタル接続 誌面には多くのQRコードが配置されており、スキャンすることで詳細記事、動画コンテンツ、そして直接チケット購入ページへと誘導される。これにより、紙媒体での情報閲覧とオンラインでの行動がスムーズにつながる。
AI活用の編集プロセス ITmedia NEWSによれば、復刊にあたって「編集にAIを最大限活用」する方針を採用している。これにより、より迅速かつ的確な情報選別が可能となり、読者一人ひとりに合わせたカスタマイズされたエンタメ情報を提供できる。
TOHO-ONEとの連携 東宝の新サービス「TOHO-ONE」との連携により、映画関連コンテンツの強化が図られる。TOHO-ONEのプレミア会員には「とぶ!ぴあ」デジタル版の無料購読が特典として提供され、映画ファンにとって一層の利便性が提供される。
業界への影響:紙媒体情報誌の新たな可能性
「ぴあ」の再刊は、単に情報誌の復活にとどまらず、紙媒体がデジタル時代に生き残るための重要な示唆を与えるものだ。
紙媒体の再評価
情報過多の現代において、紙媒体の特性である「情報の一覧性」「視覚的な快適さ」「偶然の出会い」などが再評価されている。ぴあは、これらの要素を最大限に活用し、読者が本当に必要とする情報を効率的に提供することで、紙媒体の価値を再定義している。
情報提供の進化
従来の情報誌とは一線を画す形で、ぴあは「情報の提供」から「行動の促進」へとシフトしている。誌面に掲載されたエンタメ情報はもちろん、その場でチケット購入ができる仕組みにより、読者のエンタメ体験を一気に前傾姿勢に導いている。
デジタル時代におけるコンテンツ戦略
「とぶ!ぴあ」は、単なる紙媒体の延長線上にあるものではなく、紙とデジタルの融合による新たなコンテンツ戦略の象徴とも言える。読者一人ひとりに合わせた情報提供と、即座の行動喚起を両立することで、情報提供の新たな標準を作り上げようとしている。
社会的意義:エンタメ情報の在り方の変化
情報誌「ぴあ」の再刊は、単なる商業的成功にとどまらず、社会全体における情報消費の在り方にも大きな影響を与える。
情報選択の容易化
現代人は膨大な情報に囲まれて生活しているが、その中から自分にとって本当に必要な情報を選ぶことは容易ではない。「とぶ!ぴあ」は、情報の一覧性を活かし、読者が迷わず自分に合ったエンタメ情報を選べる環境を提供
Related News
More References
山下洋輔活動休止後のコンサートがりゅーとぴあ(新潟)にて開催 ...
『山下洋輔ソロピアノ・コンサート』が2026年03月26日(木) にりゅーとぴあ・コンサートホール(新潟県 新潟市中央区 一番堀通町 3-2)にて開催されます。 チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。 1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。国内外のジャズ・
雑誌「ぴあ」が15年ぶり紙で復刊、4月から月刊誌
チケット販売大手のぴあは4月、雑誌「ぴあ」を15年ぶりに復刊する。同誌は映画やコンサートなどの情報誌として1972年に創刊し、ピークの80年代後半には約100万部を販売した。インターネットの普及により販売が落ち込み、2011年から休刊していた。情報の一覧性といった紙媒体ならではの特性を評価して再発売に踏み切る。「とぶ!ぴあ」の名称で4月6日に月刊誌として発売する。価格は1000円で、書店や東宝
"女性落語家 第1号"露の都がぴあ落語ざんまいに初登場!神戸 ...
神戸新開地・喜楽館 は、2018年7月に開館した兵庫県唯一の定席寄席。落語などの興行を連日開催。1年365日稼働で上方落語を堪能することができます。同館が2021年9月よりスタートした企画が 「元気寄席」 。「新型コロナウイルスへの感染拡大で不要不急の外出や交流が制限される状況下、落語による笑いで元気付ける」という趣旨のもとにスタート。現在も続くシリーズとして原則毎週木曜夜席で行われています。
情報誌・ぴあが復活!紙ならではの偶然の出会いとデジタルの利便 ...
また東宝が本日3月3日にスタートさせた新サービス「TOHO-ONE」と連携。同サービスのプレミア会員向け特典として、とぶ!ぴあデジタル版の無料購読が予定されており、紙版の創刊に先がけた創刊準備号が本日より配信される。
紙の情報誌「とぶ!ぴあ」創刊…誌面上のQRコードで詳しい記事やチケット購入に「とぶ」仕組み
紙の情報誌「とぶ!ぴあ」創刊…誌面上のQRコードで詳しい記事やチケット購入に「とぶ」仕組み