専大松戸 野球部
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専大松戸がセンバツで初のベスト4進出!2026年春、甲子園で新たな歴史を刻む
2026年春、第98回選抜高校野球大会(通称「センバツ」)の舞台に立つ。そこには、東京・松戸市を拠点に活動する専修大学松戸高等学校(以下、「専大松戸」)の野球部が挑んだ。このチームは、昨年の明治神宮大会で優勝した実力派「九州国際大付」を破り、さらに関東最強の山梨学院と激突し、甲子園で初めてのベスト4進出を果たした。その物語は、地元松戸市民だけでなく全国から注目された。なぜなら、専大松戸は「寮なし」「少数精鋭」という特異な構造のもと、夏場の全国高校野球選手権大会ではまだベスト8に届かずにいたからだ。今回の成績は、単なる勝利以上の意味を持つ。
センバツでの驚きの展開:ベスト4達成までの道のり
センバツ本戦第1日(3月25日)、専大松戸は初戦で東京都立豊山を下して好スタートを切った。しかし、それはまだ幕開けに過ぎなかった。
第2試合(3月26日)、専大松戸は昨秋の明治神宮大会王者である福岡県の九州国際大付と対戦した。中盤まで引き分けを続け、八回裏に吉田颯人(2年生投手)の3ラン本塁打によって逆転勝ちを収め、準々決勝進出を決めた。この勝利は、神宮大会で敗れた直後の負のスパイラルを打ち破るものであり、チームメンタルへの大きな一歩となった。
そして準々決勝(3月27日)、専大松戸は関東地区を代表する強豪、山梨学院と激突した。試合は延長戦に突入し、1-1の8回1死二塁で渡部(2年生左腕投手)のスライダーを捕えた瀬谷鷹我(3年)が勝ち越し適時打を放ち、2-1で勝利。これにより、専大松戸は甲子園でのベスト4進出を達成したのだ。
この勝利は、専大松戸にとって歴史的な瞬間だ。過去に甲子園に出場したことはあるが、ベスト4に入ったのは初めて。特に重要なのは、「春と夏を合わせてベスト4」という点だ。2026年以前の夏の選手権ではベスト8に届いておらず、春場の成果が夏場に繋がらなかったのが常だった。今回は、センバツでの成功が、来年夏の全国大会への自信につながる可能性を秘めている。
専大松戸の野球部:寮なし少数精鋭という特異な構造
専大松戸の野球部は、日本の高校野球界において非常に特異な存在だ。それは、「寮なし」「少数精鋭」という点にある。
寮なしでの練習と生活
専大松戸には、他の多くの強豪校が備えるように寮がない。生徒たちは自宅から通学し、練習後も帰宅する。このため、練習時間や質は他校と比べて短く、厳しい条件の下での育成が求められる。しかし、この制約が逆に強みとなっている側面もある。
「家から近いから早起きが苦にならない」「疲れてもすぐに家に帰って休める」といった声が、地元出身の選手から聞かれる。また、家庭環境や学業との両立も考慮されるため、バランスの取れた生活習慣が身につくというメリットもある。
監督の持丸修一氏は、「生徒たちの自主性と責任感が養われています。自分たちで練習計画を立て、目標に向かって進む姿勢が、他校にはない強みだと思います」と語っている。
少数精鋭での徹底指導
さらに、専大松戸の野球部は「少数精鋭」で構成されている。通常、高校野球チームは100人近くのメンバーが在籍するが、専大松戸はその半分以下。このため、一人ひとりに対する個別指導が可能となり、選手の能力を最大限に引き出すことができる。
投手陣では特に、最速147kmを記録する畠山真大(2年生右腕)や、スライダーを武器にした渡部(2年生左腕投手)といった有望な若手が多数輩出されている。打線では、吉岡伸太郎(3年)のような安定したタッチでチームを牽引するキャプテンもいる。
この少数精鋭体制は、戦術的な柔軟性も高めている。監督は「人数が少ないからこそ、変化球の種類や打順の組み方を臨機応変に調整できます。相手チームが読み込みにくいプレーが可能です」と説明する。
地域社会との連携
専大松戸の野球部は、地元の松戸市と密接に連携している。市はチームの練習施設や資金面で支援を行い、地元企業は大会の応援団として積極的に参加している。この地域社会全体の支えが、選手たちの精神的な強さにつながっている。
松戸市役所の広報担当者は、「専大松戸の活躍は、松戸市民全体の誇りになっています。特に、夏場の全国大会での結果も期待しています」と話す。
2026年春のセンバツ:注目すべき選手たち
専大松戸のセンバツ進出は、チーム全体の努力によるものだが、いくつかの選手がその中心的役割を担った。
畠山真大投手(2年生右腕)
畠山投手は、最速147キロの速球を誇る右腕だ。センバツでは、準々決勝の山梨学院戦でも好投を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。目指すは最速155キロ。彼の成長は、専大松戸の未来を左右する鍵となる。
畠山自身は、「甲子園で最高の投手になりたい。自分の速さを武器に、チームを勝たせたい」と意気込む。
瀬谷鷹我(3年)
瀬谷は、準々決勝の勝ち越し適時打を放った決定的な打者だ。3年時にセンバツでベスト4を目指す彼の活躍は、チームの士気向上にも寄与した。
瀬谷は、「この勝利は、チーム全体の努力の賜物だ。来年の夏も、この調子で頑張りたい」と語る。
渡部(2年生左腕投手)
渡部投手は、準々決勝で好投を見せたスライダーを武器にする左腕だ。その角度ある球路は、打者を悩ませるだけでなく、チームの勝利にも直結する存在だ。
渡部は、「センバツでの勝利は、チームの信頼を得た証だ。夏場の全国大会でも、この信頼を裏切らない投げ方を心がける」と話す。
センバツでの勝利への道:練習と戦術
専大松戸のセンバ
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