山本太郎
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山本太郎、最後の戦いと称する衆院選。消費税廃止を掲げ「死ぬ前に言いたいこと全部言うたんぞ」
れいわ新選組代表の山本太郎氏(51)が、自身の健康問題を理由に参議院議員を辞職した後、初めて迎える国政選挙となる2026年衆議院選挙。その選挙戦は、「全身全霊」をかけた最後の訴えとして、全国の有権者に強い印象を残した。
2026年2月8日投開票の衆議院選挙において、山本氏は党代表として各地を駆け回り、消費税廃止を柱とする「本物の積極財政」を訴え続けた。特に注目されたのは、「死ぬ前に言いたいこと全部言うたんぞ」という決意を胸に、聴衆の涙を誘う熱弁である。
消費税廃止と「本物の積極財政」を掲げた最後の選挙戦
れいわ新選組の山本太郎代表は、衆議院選挙期間中、党の重点政策である「消費税廃止」を最優先に掲げた。毎日新聞の報道によると、山本代表は2月6日、大阪市淀川区で行われた大石晃子共同代表の街頭演説に応援に駆け付け、以下のように声明を発表した。
「消費税廃止、本物の積極財政を」
この発言は、単なる選挙公約ではなく、政権与党自民党を直接非難する内容だった。山本氏は、自民党が推進する経済政策を「表向きに言うだけ」の空約束と断じ、消費税を含む税制全般を見直す必要性を強調した。
「妖怪だらけの国会を鬼退治」への意気込み
大阪での演説では、山本氏の言葉遣いが支持者の心を捉えた。Yahoo!ニュースが伝えるところによると、彼は「妖怪だらけの国会を鬼退治、この大阪5区から鬼退治に向かわせていただきたい」と語り、自民党優位の現状を「許せますか」と支持者に訴えかけた。
この演説は、単なる政策論争を超え、山本氏の政治家としての姿勢そのものを表していた。彼は自身の健康状態を公表しつつも、「死ぬ前に言いたいこと全部言うたんぞ」というジョークを交えながら、東京・池袋やJR大阪駅前などで「最後の訴え」として熱弁を振るった。
健康問題と政治活動の狭間で
山本氏の衆院選出馬は、彼の健康状態と深く結びついていた。2026年1月21日、山本氏は自身の病状を公表し、参議院議員を辞職することを発表した。その病名は「多発性骨髄腫」。血液がんの一種であり、彼は「一歩手前」の状態にあると説明した。
「端的に言うと、多発性骨髄腫。血液のガン、その一歩手前にいます。ここから先に進行しない、させないということを最大のテーマに、いま生きなければ、命を失いかねない。なので、議員を辞職して自分の命を守る行動に入ります」(山本氏の説明より)
病状の深刻さと「辞職」という決断
多発性骨髄腫は、骨髄で作られる血漿細胞(プラズマ細胞)ががん化し、異常なタンパク質を産生する病気だ。放置すれば骨や腎臓に深刻な障害を及ぼす可能性がある。山本氏は、この病状を「命を失いかねない」と表現し、政治活動を一時中断する決断を下した。
しかし、彼は完全に政治から引退したわけではない。衆議院選挙期間中、彼は党代表として各地を転戦し、自らの体調が万全でないことを伝えながらも、政策を訴え続けた。特に、JR大阪駅前での演説では、約1500人の聴衆が集まり、彼の言葉に耳を傾けた。聴衆からは「太郎ちゃん、ありがとう」「病気を治して帰ってきて」という声が上がり、山本氏は深々と頭を下げ、目に涙を浮かべたという。
党内体制と後継者問題
山本氏の参院議員辞職に伴い、れいわ新選組の党内体制も注目された。山本氏は、党の共同代表である大石晃子氏や幹事長らと共に、党運営を継続する意向を示した。
大石晃子共同代表との連携
大阪5区(大阪市此花区、西淀川区、淀川区、東淀川区)に比例重複で立候補した大石晃子共同代表の応援演説に駆け付けた山本氏は、党の結束をアピールした。大石氏は、山本氏の病状について「数字は残酷」と述べ、党の課題を浮き彫りにした。
山本氏の辞職後、れいわ新選組は「代表」としての正式な後継者を決めずに、党の活動を継続。しかし、山本氏の政治的影響力は依然として大きく、彼の「遺言」的な発言が党の方向性を左右する可能性は高い。
過去の活動と政治家としての軌跡
山本氏の政治家としての歩みは、一筋縄ではいかない。彼は元々、俳優・タレントとして活動しており、特に「ダンス甲子園」での経歴が知られている。Wikipediaによると、山本氏は「メロリンQ」として活動していた時期があり、議員になって以降も「営業案件になるため、(100万円ならやらないが)相応のギャラを頂ければ、今でもやる」と語っている。
福島第一原発事故と職業の喪失
山本氏が政治を志したきっかけの一つが、2011年の福島第一原発事故だった。彼は反原発発言をしたことにより、タレントとしての仕事が激減。その経験が、政治家としての原点となった。
JR大阪駅前での演説では、彼は「福島第1原発事故の反原発発言で仕事がなくなった」と赤裸々に語り、政治家を志した経緯を説明した。このエピソードは、彼の政策的スタンスを理解する上で重要な背景となる。
衆院選での争点と山本氏の主張
2026年衆議院選挙において、山本氏が特に力を入れたのは、経済政策である。彼は自民党の経済政策を「表向きに言うだけ」と批判し、具体的な政策として以下の三点を重点的に掲げた。
- 消費税の完全廃止
- 所得税・法人税の見直しによる財源確保
- 社会保障制度の充実
高市早苗首相(自民党総裁)への批判
東京・池袋での街頭演説では、山本氏は高市早苗首相(自民党総裁)の経済政策を舌鋒鋭く批判した。彼は「遺言と思って聴いてね。死なへんけど」とジョークを交えつつも、現政権の政策を「無敵」なまでに強固な自民党の体制を支えるものと指摘した
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