アンドリュー王子
Failed to load visualization
アンドリュー王子、エプスタイン事件で揺れる英国王室:新たな告発と名誉剥奪の実態
ジェフリー・エプスタイン元富豪による組織的な性的搾取事件は、米国を巻き込む一大スキャンダルとして世界中を震撼させた。そして、この事件の暗い影は、英国王室の最深部にまで及んでいる。その中心にいるのが、国王チャールズ3世の弟であるアンドリュー王子(元ヨーク公爵)だ。
2026年1月、米司法省はエプスタイン事件に関する約300万ページに及ぶ膨大な文書を公開した。そこに記されていたのは、政財界の重要人物に加え、アンドリュー王子の名前が繰り返し登場する事実だった。さらには、王子を新たな被害者が告発する声も浮上し、沈静化するかに見えた王室のスキャンダルが再び燃え上がろうとしている。
本記事では、エプスタイン事件の新たな進展に焦点を当て、アンドリュー王子に降りかかる疑惑の実態と、英国王室が直面する未曾有の危機について、最新の信頼できるニュースレポートに基づいて詳細に解説する。
【速報】米司法省が公開した300万ページの文書:王子の名前が再び浮上
2026年1月30日、米司法省は長年非公開だったエプスタイン事件の関連文書を大幅に公開した。この公開により、これまでにないレベルで事件の全容が明らかになりつつある。
膨大な資料に隠された「被害の詳細」
公開された文書には、エプスタイン及其の共犯者であるギレーヌ・マクスウェルによる被害者の詳細な証言や、関係者とのメールのやり取り、写真、動画などが含まれていた。特に注目を集めたのは、被害者たちが語る「性的搾取」の具体的な内容だ。ある文書には、「彼は一人で楽しみ、体に触り、無理やり行為に及んだ」という被害者の生の声が記録されていた(NEWSポストセブン)。
この公開文書の量は300万ページに上り、その中にアンドリュー王子を含む多くの著名人の名前が散見される。これは単なる「名前の存在」だけでなく、エプスタインやマクスウェルとの具体的な接触を示唆する記録が含まれている可能性が高く、英国王室の対応を注視する声が国際的に高まっている。
王子への新たな告発:王室の邸宅での接触
文書公開に伴い、英国メディアはアンドリュー王子に対する新たな告発を報じた。英紙ミラーによると、エプスタイン事件の被害者の一人が、アンドリュー王子による性的暴行を主張しているという。
被害者は、事件当時10代後半だったとされ、王子との接触がロンドン近郊の王室邸宅(ロイヤル・ロッジ)内で行われたと証言している。王子の私邸での接触が第三者から告発されるのは、これが初めてとなる可能性があり、これまでの疑惑とは別次元のスキャンダルに発展する恐れがある。王子はこれまで、2010年12月以降はエプスタインと接触していないと主張してきたが、新たな証言がその主張を覆す可能性も指摘されている。
王室の Cadillac Escalade に追従する黒服のスタッフと、警護の様子
エプスタイン事件のスキャンダルは、アンドリュー王子の王室での立場を根本的に変える結果となった。英国王室は2024年末から2025年初頭にかけて、王子に対する厳しい措置を相次いで発表した。
「王子」の称号剥奪と退役
国王チャールズ3世の決断により、アンドリュー王子は「王子(Prince)」の称号を剥奪された。英国王室公式サイトから彼のプロフィールが削除され、亦は「アンドルー・マウントバッテン=ウィンザー」という名前で表記されるようになった(BBCニュース)。
これに加え、英国王室は王子が保持していた「ヨーク公爵」の爵位も返上した。英国王室の歴史学者によれば、王室メンバーが爵位を失うのは1919年以来の「非常に重大な出来事」であり、スキャンダルによる影響の大きさを物語っている(読売新聞)。
皇室の「墓場」と揶揄されるロイヤル・ロッジからの退去要求
アンドリュー王子はこれまで、Queen Elizabeth IIから譲り受けたウィンザー城敷地内の豪華な邸宅「ロイヤル・ロッジ」に住み続けていた。しかし、チャールズ国王は王子に対し、この邸宅を明け渡すよう求めた。王子はこれに応じず、邸宅内に居座り続けているという状況が報じられている。
このロイヤル・ロッジは、過去に多くの王室メンバーが暮らした場所だが、現在はアンドリュー王子とその元妻であるセーラ妃、そしてその娘たちが住んでいる。国王の要求にもかかわらず退去しない背景には、経済的な問題や、これ以上のスキャンダルの拡大を恐れる王子側の思惑があるとみられている。
【背景】英国王室とエプスタイン事件の深い関係
アンドリュー王子のスキャンダルは、単に個人の不祥事として終わらず、英国王室の国際的なイメージを大きく損なう事件へと発展した。その背景には、王子とエプスタインの長年にわたる親密な関係があった。
交友関係の始まりと「不適切な」選択
アンドリュー王子とジェフリー・エプスタインの交友は1990年代にまでさかのぼる。エプスタインは富豪として政財界のトップと交流し、アンドリュー王子もその輪の一員として頻繁にパーティーに参加していた。
王子は2019年、BBCのインタビュー(『Newsnight』)において、エプスタインとの関係を弁明した。しかし、このインタビューは逆効果に終わった。王子は「エプスタインとの交際は、2010年12月を最後に絶った」「(被害者とされる女性たちとは)知り合いではない」と主張したが、その直後にもエプスタインと接触していた写真が公開されるなど、主張の矛盾が指摘された(エル デジタル)。
米国議会での証言要求と英国政府の対応
エプスタイン事件の調査は米国司法当局が主導している。そのため、アンドリュー王子が完全な形で事件の真相を明らかにするためには、米議会での宣誓証言が不可欠とされている。
英国のキア・スターマー首相(元検事総長)は、2026年1月31日、アンドリュー王子が米議会で証言すべきだという考えを示した。スターマー首相は「(文書公開により)アンドリュー王子の名前が繰り返し登場していることは明らかだ」とし、王子が積極的に調査に協力するべきだと述べた([日本経済新聞](https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB0308C0T00C26A
Related News
More References
エプスタインファイル公開で浮上した疑惑──BBC記者が使った ...
2026年1月30日、米司法省がジェフリー・エプスタイン事件に関する300万ページ以上の文書を公開しました。トランプ大統領、イーロン・マスク、アンドリュー王子など、著名人の名前が次々と明らかになり、世界中で大きな話題となっています。
《白シャツ女性に覆いかぶさるように…》エプスタイン・ファイル ...
2025年4月に亡くなったヴァージニア・ジュフリーさんは生前、米国および英国の司法当局、さらには複数の主要 メディア に対し、エプスタイン氏の周囲で行われていたとする性的搾取の実態について詳細な証言を行ってきた。
英王室アンドリュー氏は米議会で証言すべきとスターマー英首相 新たに公開のエプスティーン元被告資料に複数写真
イギリスのキア・スターマー首相は1月31日、性犯罪で有罪とされた富豪ジェフリー・エプスティーン元被告(故人)との関係をめぐり、イギリス王室のアンドリュー・マウントバッテン=ウィンザー氏が米議会で証言すべきだとの考えを示した。アメリカの司法省は前日、元被告に関する資料数百万点を新たに公開。その中に、マウントバッテン=ウィンザー氏に関する内容も複数含まれていた。
チャールズ英国王、弟アンドリュー氏から「王子」の称号はく奪
イギリス王室は30日、国王チャールズ3世の弟のアンドリュー王子が「王子」の称号を失い、ロンドン近郊ウィンザー城の敷地内にある王家の公邸「ロイヤル・ロッジ」の住まいを離れることになると発表した。アンドリュー氏は今後は「アンドリュー ...
アンドルー元王子を新たな被害者が告発 王室の邸宅内で接触は初の ...
「エプスタイン・ファイル」で写真が公開されたアンドルー元王子が、新たな被害者から告発を受けた。エプスタイン氏の被害者が王室の邸宅内で接触があったと主張するのは初めてのケースになるという。英紙ミラーが1日、報じた。