クリムトの絵

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「りくりゅう」の金メダルショットが話題!なぜクリムトの絵に例えられたのか

ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートペア競技で、日本代表の三浦璃来選手(21)と木原龍一選手(20)が大逆転で金メダルを獲得した瞬間。その演技終了後に撮影された一枚の写真が、SNS上で大きな反響を呼んでいる。特に注目されたのは、「クリムトの絵みたい」と称賛する声だった。一体なぜ、オリンピック選手の姿が、19世紀のウィーン分離派の巨匠グスタフ・クリムトの作品にたとえられたのか?その理由と、なぜ今、「クリムト」という名前が日本中で語られるようになったのかを深掘りしていく。

「美しい」瞬間:演技終了後の肩を寄せ合うショットがSNSで沸騰

2023年10月16日(日本時間17日)午後、イタリア・コルティナで行われた冬季オリンピックフィギュアスケートペア・フリー競技。三浦璃来組は、演技終了直後に顔を寄せ合うショットを撮影され、その瞬間が日本語公式X(旧ツイッター)で投稿された。

投稿文には「美しい」と記されたこの一枚は、瞬く間に世界中のスポーツファンや芸術愛好家の心を捉えた。特に日本国内では、「クリムトの絵みたい」「黄金の世界のよう」「官能的だ」といったコメントが次々と寄せられ、話題性をさらに高めている。中日新聞Webによると、この投稿はネット内で称賛の声が相次ぎ、「『ある一枚』にネットで称賛の声」として報じられた。

ミラニ五輪フィギュアスケートペア金メダルりくりゅう肩を寄せ合うショット
写真は、ミラニ・コルティナ五輪フィギュアスケートペア競技で金メダルを獲得した「りくりゅう」こと 三浦璃来選手と木原龍一選手が、演技終了後に肩を寄せ合っているショット。

「7年積み上げてきたものは一瞬で崩れたりしない」

この金メダルは、2人が7年間の努力の結晶だった。テレビ朝日NEWSによるインタビュー記事には、木原龍一選手は「泣き続けた」と告白しながらも、三浦璃来選手が「2人で7年積み上げてきたものは一瞬で崩れたりしない」と励ました様子が伝えられている。この強い絆と、達成感に満ちた表情が、写真に凝縮されていたのだろう。

なぜ「クリムト」と言われたのか?その背景と芸術的類似性

オリンピック選手の姿が、なぜクリムトの絵画と結びついたのか。その鍵は、クリムト自身の芸術的特徴にある。

グスタフ・クリムトとは誰か?

グスタフ・クリムト(Gustav Klimt, 1862-1918)は、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したオーストリアの画家である。彼は、象徴主義やアール・ヌーヴォーの潮流を取り込み、独自の装飾的かつ官能的なスタイルを築き上げた人物として知られている。特に有名なのは、金箔や彫金を多用した煌びやかな作品群であり、その頃はクリムトの「黄金の時代」とも呼ばれた。

クリムトの代表作には以下が挙げられる。 * 《接吻》(The Kiss, 1907-1908年): 二人の恋人が抱き合い、幾何学模様で彩られた黄金色の空間でキスを交わす、最も有名な作品のひとつ。官能性と美的完成度が融合した傑作。 * 《ユディト》(Judith, 1901年): ヒステリックな情熱と欲望を描いた女性像。 * 《アデーレ・ブロッホ=バイスカー夫人像I》(Portrait of Adele Bloch-Bauer I, 1903-1907年): 金箔で輝く豪華な肖像画で、世界有数の美術品として知られている。

グスタフクリムトの代表作『接吻』TheKiss
クリムトの代表作《接吻》(The Kiss)。二人の恋人が抱き合い、幾何学模様で彩られた黄金色の空間でキスを交わす、最も有名な作品のひとつ。

「クリムトの絵みたい」とされる視覚的共通点

「りくりゅう」の写真がクリムトの絵画に例えられた理由は、主に以下の視覚的特徴にある。

  1. 黄金色と光沢のある質感: クリムトの多くの作品、特に《接吻》は、金箔を使用して描かれており、強烈な光沢と豪華さを持つ。一方、「りくりゅう」の写真には、オリンピック会場の照明や選手たちの肌に反射する金色の光が見られ、その輝きが「クリムトの絵みたい」と表現される要因となった。
  2. 幾何学模様と装飾性: クリムトの作品は、人物の体や背景に幾何学的な模様を巧みに取り入れている。これらの模様は、単なる装飾ではなく、物語や感情の一部として機能している。一方、「りくりゅう」の写真は、演技後の静かな瞬間を捉えたものであり、その構図や二人の姿勢、そして舞台の雰囲気が、クリムトの作品にあるような一種の「装飾的な美しさ」を感じさせたのだろう。
  3. 官能的で壮麗な感情の表現: クリムトの作品は、愛、欲望、生命力といった官能的な感情を、大胆かつ壮麗に表現している。一方、「りくりゅう」の写真は、金メダル獲得後の達成感、喜び、そして7年間の努力の成果が、二人の表情や肩を寄せ合う姿から伝わってくる。「演技終了後の『ある一枚』」というニュアンスから、その瞬間の感動と美しさが、クリムトの作品にあるような感情的な重厚さと壮麗さを連想させたのかもしれない。

オリンピック選手と芸術作品の境界が曖昧になる現代

「りくりゅう」のケースは、単なる比喩にとどまらない。近年、オリンピックやプロスポーツの世界で、選手のパフォーマンスや瞬間が芸術作品として評価されるケースが増えている。スポーツは、人間の身体能力や技術の限界を追求するだけでなく、美しさ、協調性、感情の表現といった芸術的要素を含む活動であると認識されるようになってきた。

「りくりゅう」の金メダルショットがクリムトの絵画

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