富高日向子
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ミラノ五輪、冨高日向子選手が「涙の4位」を飾る衝撃とは
2026年2月11日、リビーニョ・エアリアル・モーグルパークで開催されたミラノ・コルティナ冬季五輪フリースタイルスキー女子モーグル決勝。
日本代表の冨高日向子選手(多摩大学スポーツ科学研究科在籍)が、見事な空中技で注目を集めたものの、「3位と同点だったが、ターン点でわずかな差」により銅メダルを逃し、涙の4位となる衝撃的な展開を見せた。
この結果は、日本スキー界に大きなショックをもたらした。特に、冨高選手自身が「まさか自分がそうなるとは…」と呆れた様子を見せ、観客からは深い同情と歓声があった。しかし一方で、彼女の「攻めた滑り」への評価は高く、北京オリンピック以来、2大会連続出場を果たす実力者としての存在感が再認識された。
【主要ニュース:ミラノ五輪女子モーグルで冨高日向子が4位に】
決勝第2走で78.00点を記録
冨高日向子選手は、女子モーグル決勝の第1走では77.50点、第2走では78.00点を記録し、合計点で3位と同点となっていた。しかし、得点表示が「3位」と出た直後に変更され、「4位」と表示されるという異例の展開が起きた。
その理由は、決勝ルールにおける「ターン点」の優先順位にある。冨高選手は空中技の得点で3位と同点となったが、ペリーヌ・ラフォン(フランス)選手がターンの質でわずかに優れていたため、最終順位が確定したのだ。
“最初は3位なんだ…と思ったのに、その後、得点を見たら同点。ターンでミスをした自覚はあった。”
——冨高日向子選手(決勝後インタビュー)
この発言からもわかるように、冨高選手は決して「悔しい気持ち一つもない」とは言えない状況だった。しかし、彼女は「守ったらまくられる。攻める」と決めてかかり、特に第1エアで磨いてきたグラブを使った空中技・コーク720(2回転)を鮮やかに披露。北京五輪後、遠藤尚コーチと取り組んだエア技術の成果が、この舞台で最大限に発揮された。
【背景:冨高日向子選手の競技人生と成長】
冨高日向子選手は、小学1年生でモーグルと出会い、小学4年生から本格的に競技を始める。当初は地元町田市のスキー場で練習を重ね、次第に全国レベルへとステップアップしていった。
2021/2022シーズンには、全日本スキー連盟強化指定選手Sランク(男女合わせて4名のみ)に選ばれ、北京オリンピックに日本唯一の女子モーグル選手として出場。当時の成績は19位だったが、その挑戦ぶりは称賛された。
さらに、2025年3月19日、スイスのエンガディンで行われた世界選手権では、銀メダルを獲得。これは冨高選手にとって初めての世界選手権メダルであり、北京五輪と世界選手権を通じてメダル獲得は初となるが、その勢いは止まらなかった。
【ミラノ五輪での滑走分析:「攻める精神」が光る】
冨高選手の決勝滑走は、「攻める」という信念の結晶だった。決勝前のインタビューで彼女は、「3位だったけど守ったら、まくられる。攻める」と語り、観客にも心打たれた。
第1エア:コーク720で圧倒的完成度
第1エアでは、彼女が得意とするコーク720(2回転)を投入。グラブの角度調整に余念がないようで、空中での姿勢保持が非常に安定していた。ジャッジの視線も集中していることが伺えるほどの技術だった。
第2エア:さらに高めに
第2エアでは、さらに難度の高い空中技を組み込むが、決めきった滑走を見せた。北京五輪後、遠藤尚コーチとの共同トレーニングで磨き上げたエア技術が、この舞台で最大限に反映されていた。
しかし、ターン部分でわずかな誤差が生じ、最終的にラフォン選手に抜かれた。その差はわずか数点だったが、決勝では「ターン点」が決定順位に直結する特殊なルールがあるため、結果に大きな影響を与えた。
【反応と社会的影響:日本スポーツ界からの声】
冨高日向子選手の4位入賞は、日本スポーツ界全体で大きな話題となった。特に、「同点なのにメダル逃し」という異例の出来事は、多くのファンに深い共感を呼んだ。
読売新聞のコメント:
“女子モーグルでは、冨高日向子選手が全体3位で決勝に挑みました。得点は3位の選手と同点ながら、規定によりターンの得点がわずかに及ばず、銅メダルを逃しました。”
この報道は、決勝の複雑なルールと冨高選手の努力が報われなかった現実を冷静に描いたものとして、広く支持された。
また、多摩大学スポーツ科学研究科も公式声明で、「冨高選手の挑戦ぶりに敬意を表し、今後もサポートしていきます」と述べ、選手の精神的支えを示した。
【未来展望:次なる目標と期待】
冨高日向子選手は、ミラノ五輪での結果を「攻めた結果でこの順位ならしょうがない」と受け止めつつも、次回以降のメダル獲得を目指す意思を強く表明している。
特に、2026年のミラノ・コルティナ五輪は開催地となるため、彼女にとっては「自国での復讐戦」とも言える重要な大会となる。
また、2025年世界選手権での銀メダル獲得を皮切りに、近年の成績から見ても
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