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大相撲・春場所10日目:大の里の3連敗と豊昇龍の連敗停止、健康状態を懸念した出場判断の行方

大相撲の春場所(3月場所)も中盤を過ぎ、白熱の戦いが繰り広げられている。2025年3月22日現在、千秋楽まであと5日。横綱・豊昇龍と大関候補・大の里の動向が、土俵上の結果以上にファンの関心を集めている。特に、左肩の故障を抱えながらも土俵に上がる大の里の3連敗と、連敗のスランプから脱却した豊昇龍の対照的な現状が、今場所の最大の焦点となっている。

本記事では、スポーツ報知や日刊スポーツなどの信頼できる報道を基に、この二大スターの現状を詳細に分析し、今後の展望を探る。

大の里のドクターストップを振り切る出場:3連敗の現実

10日目・炎鵬戦での敗退

大の里(立浪部屋)は、春場所9日目、かつての同部屋の先輩である北の若(大関)に敗れ、3連敗を喫した。この敗戦により、大の里は6勝3敗となり、優勝争いから大きく後退した。

10日目の対戦相手は、前相撲から堂々と勝ち進む炎鵬(追手風部屋)だった。大の里は左肩の痛みを押して出場を継続する判断を下したが、その動きには往年の锐さがなく、土俵際での取り直しの末、炎鵬の突き出しを喰らって敗れた。これにより、大の里の連敗は3に伸ばした。

スポーツ報知の取材に対し、大の里の師匠(元大関・高鷲)は「(左肩の)痛みは変わらない」と語り、医師の診断がある中での出場であることを示唆。しかし、「(土俵上で)何かを思い出せれば」と、選手自身の精神力に期待を寄せる発言にとどまった。

勝ち越しは危うい状況

現在6勝3敗の大の里は、残り6番で3敗以上を喫すれば勝ち越しが危うくなる。特に、左肩の状態が回復しないままでは、残りの番での怪我のリスクは常に孕んでいる。次は阿炎との対戦が予想されるが、体調面での不安が大きく、今後の成績に大きな影を落としそうだ。

大の里が左肩を押しながら土俵に立つ姿

豊昇龍、連敗ストップ:横綱の威厳を取り戻す瞬間

同期生・王鵬との熱戦

一方、横綱の豊昇龍(立浪部屋)は、春場所8日目まで連敗を続けていた。しかし、9日目に迎えた大関・王鵬(伊勢ヶ濱部屋)との対戦で、豊昇龍は見事に連敗を止めた。この勝利は、単なる1勝以上の意味を持つものだった。

豊昇龍と王鵬は、 rarityな存在である「双子の兄弟」かつ「同期入門」であり、かつては共に三役を目指した親友同士。しかし、現在は王鵬が大関、豊昇龍が横綱という頂点の座を競う関係に変化した。土俵上で繰り広げられたこの勝負は、ファンの心をつかむドラマチックな対決だった。

日刊スポーツの報道によると、師匠の立浪親方(元小結・寺尾)は、豊昇龍の連敗中も「横綱としての意地を見せる場面」として、出場継続を明言していた。9日目の勝利で、その信頼に応える内容となった。

残りの番との距離感

豊昇龍は9日目終了時点で4勝5敗と、まだ負け越しの状態が続く。残り6番で4勝以上を挙げれば勝ち越しとなるが、左膝の状態を含めたコンディション管理が課題である。しかし、王鵬戦での勝利が自信に繋がり、10日目以降の調子回復が期待される。

相撲界の構造と「怪我との戦い」の背景

大の里の台頭と故障のリスク

大の里は、2024年1月に十両から新入幕(15人目)を果たし、同年9月場所には14勝1敗の成績で大関昇進を決めた、近年稀に見る成長を遂げた力士である。しかし、大関の地位に就いてから、その重みと身体への負担は増す一方だ。

特に、左肩の故障は、技量の根幹である「手の力」に直結する。大の里の相撲スタイルは、巨体を活かした押し相撲が基本だが、肩の痛みがあると、押しの威力が落ち、相手につけ込まれやすくなる。炎鵬戦での敗退も、最後の踏ん張りきれなかった点にその一因が見られる。

横綱・豊昇龍の負担

豊昇龍は、2023年5月場所で初優勝を果たして以来、モンゴル力士としての期待を一身に受けてきた。しかし、横綱の地位は常に注目を集める。「8連敗」という記録は、横綱の地位を脅かすほどの衝撃的な出来事だった。師匠の「出場継続」の判断は、豊昇龍の精神力と、相撲協会の「横綱の威厳」を守るためのものだったと言える。

今場所の動向がもたらす影響

優勝争いへの影響

大の里の連敗は、単に彼個人の成績だけでなく、春場所の優勝争いに大きな影響を与える。大関候補としての期待感が薄れ、横綱・豊昇龍の復調と対照的な状況は、ファンの間で話題を呼んでいる。

一方、豊昇龍が連敗を止めたことで、彼の優勝可能性は再び浮上。残りの番で全勝すれば優勝の可能性は十分にある。

ファンとメディアの反応

「大の里の左肩、心配だ」「豊昇龍は横綱にふさわしい相撲を見せてほしい」などの声がSNS上で多数見られる。大の里の故障情報は、スポーツ新聞各紙のトップを賑わせ、医師の診断結果や師匠のコメントがファンの関心を集めている。

春場所の土俵と観客の様子

今後の展望:残り6番の行方

大の里の課題

大の里は、10日目の敗退後、医師の診断を仰ぎながらの出場を余儀なくされている。残りの対戦相手は、阿炎、北の若(再戦可能性)、琴ノ若など、いずれも手強い。左肩の痛みが引かなければ、勝ち越しすら危ぶまれる状況だ。

見どころ: * 医師の判断: 「ドクターストップ」がかかる可能性は十分にある。 * 相撲内容: 押し相撲から、廻しを切る技への変更が求められるか。

豊昇龍の逆襲

豊昇龍は、王鵬戦での勝