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楽天・浅村栄斗、35歳の逆襲。18年目迎えるベテラン内野手が明かす「復活期」という決意
プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗選手(35)が、2025年のキャンプインを控え、所属球団の報道陣に姿を晒した。30代後半に突入したキャリアの節目で、彼が語った言葉の背景には、過去の不振からの完全復活を期すという強い覚悟がある。「もう一回全部出る」という目標を掲げる浅村選手の今季にかける想いと、その具体的なトレーニング内容、そして名球会レジェンドから受け継がれた金言に迫る。
楽天の象徴的ストッパー、その実力と課題
2025年シーズン、浅村栄斗選手はプロ通算18年目を迎える。かつては「安打製造機」と呼ばれた打撃の腕前と、プロでもトップクラスの送球能力を兼ね備えた内野手として、リーグを代表する選手だった。
しかし、現実には厳しい状況が続いている。特に注目されたのが、2024年シーズンにおける故障の影響だ。スポーツニッポンの報道によれば、昨季の連続試合出場記録は1346でストップした。打撃面でも、キャリア後半に入り、以前のような高打率を維持するのが難しくなっている。35歳という年齢は、野球選手にとって「第二の人生」を歩むか、現役引退を視野に入れるかの瀬戸際でもある。
浅村選手自身、「納得して終わりたい」と語り、無惨な現状から一歩抜け出したいという意欲を燃やしている。その想いを裏付けるように、キャンプイン前の自主トレの模様が報じられ、その鍛錬の軌跡が多くのファンの注目を集めた。
自主トレ公開で示した「根性」
浅村選手が沖縄県内で実施した自主トレの模様は、スポーツニッポンを通じて公開された。30代後半のベテランが、チームの合流前から自らを律し、キャンプに臨む姿勢は、その真摯さを物語っている。
報道では「もう一回全部出る」という浅村選手の言葉が引用されている。これは、昨季の故障による離脱を悔やみ、単なるレギュラー獲得だけでなく、チームの中心として一年間フル回転するという意志の表れだ。内野のポテンシティ(守備範囲)を最大限に発揮するためには、下半身の強化が不可欠であることはいうまでもない。その自主トレでは、送球を含めた守備練習にも力を入れ、かつての「鬼神」的な守備力を取り戻すための布石が打たれた。
名球会レジェンドからの金言
浅村選手の復活計画における最大のヒントは、日本の野球史に名を残すレジェンドからの助言にある。スポーツブルの記事では、彼が「名球会」のレジェンドから受けた言葉を胸に秘めていることが明かされている。
「名球会」とは、日本プロ野球界で長年にわたり活躍し、その功績が認められた選手の集団である。そのメンバーからの金言とは、具体的には「30代後半の身体の使い方」に関するアドバイスだったようだ。若さに任せて無駄な動きをしていたのでは、故障のリスクが高まる。しかし、効率的な動きを身につければ、衰えを抑え、現役を長らえることができる。
浅村選手はその金言を胸に、今年のキャンプからトレーニングの方法論を少しずつ変えている。特に、肩や腰への負担を減らしつつも、打球を遠くへ運ぶ「芯を捉える技術」へのこだわりを深めている。これにより、かつての長打力を回復させ、四球や凡打を減らすことを目指す。
復活期を宣言するその理由
浅村選手が「今年が復活期」と公言する背景には、単なる精神論だけはない。身体的な変化と向き合い、新しい打法を模索する過程が見えてくる。
35歳を迎え、筋肉の柔軟性や回復力は若手の頃とは違う。しかし、それゆえに、テイクバックを小さくし、インパクトの瞬間の破壊力を高める打法への転換が可能になる。浅村選手が自主トレで公開した打撃練習では、その動きの軽さが垣間見えた。
「こんなもんじゃない」(Yahoo!ニュース 記事より)という浅村選手の発言は、昨季の成績が本質的な実力ではないという自信の裏返しでもある。故障さえなければ、彼がリーグ屈指の内野手であることは、ファンも、そして何より彼自身が一番よく知っている。
楽天球団とファンが求める「浅村の本気」
浅村選手の動向が、なぜこれほどまでに注目されるのか。それは、彼が単なる選手としてだけでなく、楽天という球団の「顔」の一人だからに他ならない。
2004年の楽天球団誕生以降、浅村選手は球団の浮沈を共にし、2013年の日本一獲得時にはその守備と打撃でチームを牽引した。彼の存在は、もはや楽天の歴史そのものだ。
しかし、近年は若手の台頭もあって、ポジション争いは年々厳しさを増している。35歳のベテランが若手にポジションを明け渡すのは、スポーツの世界では自然な流れだ。それゆえに、浅村選手が「復活期」として示す本気のプレーは、チーム内に緊張感を与え、若手選手の成長を促す「バネ」となる可能性を秘めている。
浅村選手が完全復活を果たせば、楽天の内野守備は格段に安定し、打線の中軸としても重きを成す。それは、チーム全体の成績向上に直結する。
2025年シーズンへの展望とリスク
浅村選手の復活計画が成功するか否か。その鍵は「健康管理」と「コンタクト精度」にある。
まず、リスク要因として挙げられるのは、やはり故障の再発だ。昨年は1346試合連続出場記録が止まった。この記録自体が、彼の「頑張り屋」な性格を表しているが、それは同時に、無理を重ねてきた証でもある。35歳の身体で143試合をフル回転するのは至難の業だ。監督やスタッフは、出場試合数を管理しつつ、効率的な起用法を考える必要がある。
次に、打率・長打率の回復だ。昨季の成績が低迷した原因の一つは、選球眼の悪化や、凡打の多さにある。名球会のレジェンドから学んだ「効率的な動き」を打撃にも応用し、無駄なスイングを省き、芯を捉える確率を上げることが求められる。
しかし、一方で期待できる要素もある。それは、彼の「強さ」である。35歳という年齢で、なお「全部出る」ことを目指すその精神力は、若手選手の範となる。また、自主トレで見せた姿勢は、ファンからの信頼を裏切るまいという強い意志を感じさせる。
まとめ:浅村栄斗が語る「納得のいく野球」とは
2025年のプロ野球界で、東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗選手が繰