若元春

2,000 + Buzz 🇯🇵 JP
Trend visualization for 若元春

大相撲新時代の主役・若元春、その素顔と今後の展望

大相撲の世界で、2024年初場所は新たな幕開けを感じさせる場所となりました。横綱・豊昇龍の圧倒的な強さに加え、新大関・安青錦のデビュー戦、そしてその対戦相手として名前が挙がったのが、実力は孤高の「逸材」、若元春です。一瞬の注目を集めたその勝負から、彼の存在感が改めて見直されています。

新大関との対決が示した「逸材」の真価

2024年1月8日、NHKの報道によると、大相撲初場所初日の見どころの一つとして、新大関・安青錦(あおしき)と若元春(わかはる)の対戦が取り上げられました。安青錦が師匠である安治川親方(元大関・安芸ノ島)の部屋に在籍していることから、同部屋の力士として知られる若元春との対決は、単なる初戦以上の意味合いを持っていました。

この試合は、新大関の迎え撃つ側の立場と、それを阻もうとする挑戦者の立場が明確に分かれた勝負です。結果は、後の報道で明らかになりますが、この対決自体が、大関取り目前とまで言われる実力を持つ若元春の地位を象徴する出来事でした。

「怪我」を抱える横綱と、迫る脅威

初場所の序盤、もう一つの大きなトピックは、横綱・豊昇龍の状態でした。スポーツニッポンアネックスの記事(Yahoo!ニュース配信)が伝えたところによると、豊昇龍は左膝に不安を抱えながらも、初場所を白星発進で飾りました。

その豊昇龍が、7日目に若元春を相手に取り組みます。序盤から豊昇龍が攻め、若元春が粘る展開となりましたが、結局は豊昇龍が寄り倒して勝利。この勝利により、豊昇龍は8連勝としました。しかし、注目すべきは、その勝利の背景です。豊昇龍自身が「膝の状態は万全ではない」と語る中で、若元春との対戦は、けがを押しての勝利でした。

一方で、若元春はこの大一番を逃しましたが、横綱相手にも引けを取らない相撲内容を披露し、実力者としてのポテンシャルを再び証明しました。

大関 若元春 相撲 動き

若元春とは何者か?その素顔と経歴

若元春は、2001年(平成13年)4月5日生まれ、福島県いわき市出身です。身長188cm、体重143kgの体格を持ち、四股名は故郷の「若」元春と名乗り、師匠の若乃花親方(元大関・若ノ花)から一字頂戴しています。所属は花籠部屋ですが、現在は伊勢ヶ濱一門に属し、その実力は部屋の垣根を超えて一門のエースとしての地位を確立しています。

彼の特徴は、その抜群の運動神経と柔軟性です。2023年11月の九州場所では、12勝3敗の好成績で敢闘賞を獲得。その場所で豊昇龍に唯一敗れた力士でもありました。大関取り目前と目されながら、あと一歩の所で踏みとどまっているのが現状です。

背景にある「部屋」の力と期待

新大関・安青錦の話題の中には、彼の成長を支えた「安治川部屋」の存在がありました。dメニューニュースの記事によると、安青錦は「安治川部屋だからこそ、こんなに早く強くなれた」と語っています。師弟の絆や、部屋の指導力が個々の力士の成長を促す典型例です。

一方、若元春が所属する花籠部屋も、歴史ある部屋です。しかし、近年は伊勢ヶ濱親方の元で、モンゴル系力士が活躍する中で、日本人力士として頭角を現したのが若元春です。彼の存在は、大相撲の多様性、そして日本人力士の底上げという点でも重要な意味を持っています。

現在の成績と影響

初場所における若元春の成績は、7日目時点で5勝2敗でした。豊昇龍戦は惜敗しましたが、それ以外では安定した勝ち星を積み重ねています。この成績は、彼が依然として上位で通用する実力を保持していることを示しています。

大相撲界において、大関は重要です。横綱が不在、あるいは怪我で不安定な状況下では、大関が番狂わせを防ぎ、興行を支える役割が大きくなります。現在、横綱が一人(豊昇龍)である状況下で、若元春のような実力者が大関に昇進することは、番組の安定と白星の提供という意味で、多大な影響を与えます。

今後の展望:大関昇進への道筋

若元春にとって、次の目標は間違いなく「大関」です。彼の実力は、既に大関並み、あるいはそれ以上と評価する専門家も少なくありません。しかし、大関昇進には、三役(小結・関脇・大関)で、合計33勝以上(15日間制の場合)という厳しい基準をクリアする必要があります。

彼は2023年9月場所で関脇に昇進し、11勝4敗の好成績を挙げました。この成績で大関昇進が目前に迫りましたが、11月場所(9勝6敗)で足元をすくわれ、昇進を逃しました。この悔しさが、彼の更なる成長を後押しする wzglの材料となるはずです。

今後の若元春の課題は、まず「安定した成績」です。15日間の長丁場で、常に上位で勝ち続ける強さが求められます。また、豊昇龍との対戦で見られたように、怪我やコンディション不良にもめげないメンタルの強さも必要です。

最後に

大相撲初場所で見られた、新大関・安青錦との対戦、そして横綱・豊昇龍との熱戦。それは、若元春という力士が、現役最高峰の力士たちと互角に渡り合える「実力者」であることを示す証でした。彼は今、大関昇進という大きな目標を目前に控えています。彼の今後の成績次第では、2024年の大相撲界が、新たな「大関・若元春」の誕生で賑わうかもしれません。今後の動向が、ますます楽しみな逸材です。