阪神巨人

1,000 + Buzz 🇯🇵 JP
Trend visualization for 阪神巨人

阪神巨人戦、延長戦制し巨人が今季初の勝ち越し!藤川球児氏が物申す微妙な判定とは?

プロ野球ファン注目の伝統の一戦、阪神タイガース対読売ジャイアンツ(以下、巨人)の試合が、2025年5月22日に甲子園球場で行われました。延長11回の激闘の末、巨人が2-3で勝利し、今シーズン初の対阪神戦勝ち越しを決めました。阿部慎之助監督にとっては、記念すべき指揮官100勝目となりました。しかし、試合後には判定を巡って議論が巻き起こり、阪神OBの藤川球児氏が苦言を呈するなど、後味の悪い幕切れとなりました。この記事では、試合の詳細、議論を呼んだ判定、そして今後の展望について詳しく解説します。

激闘の末、巨人が勝利!阿部監督100勝達成

試合は序盤から緊迫した展開となりました。2回表、巨人はキャベッジ選手のヒットを足がかりに1点を先制。しかし、その裏、阪神は大山悠輔選手が逆転2ランホームランを放ち、すぐさま試合をひっくり返しました。その後、巨人は7回にヘルナンデス選手のソロホームランで同点に追いつき、試合は延長戦へ。11回表、巨人は門脇誠選手が決勝となるタイムリー三塁打を放ち、接戦を制しました。

門脇誠 決勝タイムリースリーバー

巨人の先発・山崎伊織投手は6回2失点(自責点1)と好投。8回には無死満塁のピンチを4番手・田中瑛斗投手が無失点で切り抜けるなど、投手陣の踏ん張りが光りました。一方の阪神は、2回に大山選手がホームランを放つなど打線が奮起しましたが、決定打を欠き、延長戦で力尽きました。

この勝利で巨人は貯金2となり、阿部監督は就任100勝を達成。試合後、阿部監督は「選手たちが粘り強く戦ってくれたおかげです。これからも一戦一戦、全力で戦っていきたい」とコメントしました。

物議を醸した判定…藤川球児氏「正直納得いかない」

試合後、特に議論を呼んだのが、9回裏の阪神の攻撃における中野拓夢選手の打席での見送り三振の判定でした。フルカウントからの微妙なコースのボールに対し、球審がストライクを宣告。この判定に中野選手は納得がいかない様子で、試合後も無言を貫きました。

この判定に対し、阪神OBで解説者の藤川球児氏は、自身のSNSで「正直納得いかない」とコメント。「自分たちも抗議しにいきますよ」「感情が入ってるとすれば」と、審判の判定に疑問を呈しました。

Yahoo!ニュースの記事【解説】阪神・藤川監督なぜ苦言?疑念につながった井上監督の抗議 審判説明も、ルール通りなら退場の可能性も](https://news.yahoo.co.jp/articles/10b14e379ea972ca672388f1a6426791ce261217)では、井上ヘッドコーチが抗議したことについても触れられています。審判の説明やルールの解釈によっては退場となる可能性もあったと指摘されており、判定の難しさを物語っています。

サンケイスポーツの記事【●虎将トーク】阪神・藤川監督、微妙な見送り三振終了に「正直納得いかない」「自分たちも抗議しにいきますよ」「感情が入ってるとすれば」](https://www.sanspo.com/article/20250524-O5M6TRM3VFO2PNJHXVRD3P6Z4E/)では、藤川氏のコメントが詳細に紹介されています。藤川氏は、「微妙な判定」であること、「感情が入っている」可能性を示唆するなど、踏み込んだ発言をしています。

審判 プロ野球 議論

阪神、今季初の対巨人戦カード負け越し

今回の敗戦で、阪神は今季初の対巨人戦カード負け越しとなりました。開幕から巨人戦で優位に立っていた阪神ですが、今回のカードでは巨人に2連敗を喫し、その勢いに陰りが見え始めています。

日刊スポーツの記事【阪神】後味の悪いゲームセット 中野拓夢がストライク判定に納得いかず 試合後も無言](https://www.nikkansports.com/baseball/news/202505240001493.html)では、中野選手の試合後の様子が伝えられています。判定への不満が言葉に出せない状況だったことが伺えます。

今後の展望:阪神の巻き返し、巨人の勢いに注目

今回の試合結果は、今後のセ・リーグのペナントレースに大きな影響を与える可能性があります。阪神にとっては、今回の負け越しを教訓に、課題を克服し、再び勢いを取り戻すことが重要です。特に、打線の奮起と、僅差での試合をものにする粘り強さが求められます。

一方、巨人は今回の勝利で勢いに乗り、更なる連勝を目指すでしょう。阿部監督の采配、投手陣の安定、そして若手選手の活躍が、チームを勝利に導く鍵となります。

阪神タイガースの歴史と巨人戦の重要性

阪神タイガースは、日本プロ野球界において長い歴史と伝統を持つ球団です。特に、読売ジャイアンツとの対戦は「伝統の一戦」と呼ばれ、両球団のファンだけでなく、多くの野球ファンが注目する特別な試合です。

過去には、数々の名勝負が繰り広げられ、両チームの選手たちは、そのプライドをかけて戦ってきました。阪神ファンにとって、巨人戦での勝利は特別な意味を持ち、チームの勢いを加速させる起爆剤となります。

まとめ:伝統の一戦は終わらない

今回の阪神巨人戦は、延長戦までもつれ込む激闘となり、判定を巡る議論も巻き起こるなど、様々なドラマがありました。巨人が勝利し、阿部監督が100勝を達成した一方で、阪神は今季初の対巨人戦カード負け越しとなり、課題が浮き彫りになりました。

しかし、伝統の一戦はこれで終わりではありません。今後も両チームは、セ・リーグの頂点を目指し、激しい戦いを繰り広げるでしょう。今後の試合展開に、引き続き注目していきましょう。

More References

阪神悔し 桐敷不在響いた激闘延長接戦勝てず 21年ぶり巨人戦開幕4 ...

「阪神2-3巨人」(22日、甲子園球場) 悔しい敗戦になった。二回に阪神・大山悠輔内野手(30)の今季初聖地弾となる2号2ランで一時逆転に成功。同点の八回には無死満塁の絶好機を迎えたが、森下翔太外野手(24)が痛恨の三ゴロ併殺打に倒れるなど...

阪神・大山 お待たせ甲子園1号 伊織撃ち「打のGキラー」や!今季 ...

いつもは柔和な阪神・大山の表情が、キッと引き締まる。獲物は18・44メートル先にいる巨人・山崎。球宴ファン投票のセ・リーグ先発投手部門でトップを快走する若き右腕を、百戦錬磨のスラッガーが一振りで砕いた。1点を先制された直後の2回。敵失の佐藤輝を一塁に置いた第1打席で、主砲のバットが火を噴いた。

阪神 延長戦落とし対巨人戦は今季初のカード負け越し 同点の八回 ...

阪神が延長戦で競り負けた。十一回、ネルソンが2死二塁から門脇に適時三塁打を浴びて黒星。これで開幕から続いていた、巨人戦のカード勝ち越しもストップした。 試合はこの回、6番手で登板したネルソンが、先頭の代打・笹原に遊撃内野安打を許す。さらに暴投が絡み、無死二塁と得点圏に走者を背負った。続くヘルナンデスを左飛、増田陸を三飛に抑えたが、2死から門脇に右翼越えの適時三塁打を浴びた。

JERA セ・リーグ 阪神2ー3巨人=延長11回=(22日・甲子園)

巨人が阪神に勝利し、阿部慎之助監督は指揮官100勝となった。先発・山崎伊織投手は2回に大山悠輔内野手に逆転2ランを打たれたが6回2安打2失点(自責1)と好投。打線は7回に代打・ヘルナンデス外野手の2号ソロで同点に追い付き、8回無死満塁のピンチで登板した4番手・田中瑛斗投手が無失点で切り抜けると、延長11回に勝ち越しに成功し逃げ切った。これで「貯金2」となった。 先制したのは巨人。2回、先頭の4番・キャベッジ外野手が遊撃内野安打、甲斐拓也捕手が左前打で続き無死一、二塁。中山礼都内野手は送りバント失敗の捕邪飛に終わったが、泉口友汰内野手が右翼線を破る二塁打を放ち、二塁からキャベッジが生還し1点を挙げた。

阪神 - 巨人 12回戦

(c) 2025 Japan Baseball Data Inc. ※各データはJapan Baseball Data(株)が独自入力したものです。公式記録とは異なる場合があります。 勝負はこれからプロ野球、アマチュア野球を舞台に、野球取材歴30年の篠山正幸編集委員が組織論や処世術にも通じる選手や監督たちの人間模様を描きます(毎週掲載)。 球場が呼んでいる左打者の安打製造機として中日、西武、阪神で