マックス・マンシー

ドジャースのマックス・マンシーに注目集まる！ベテラン内野手の活躍と「魚雷バット」騒動の真相

ロサンゼルス・ドジャースのマックス・マンシー内野手（34）に、再び熱い視線が注がれています。 大谷翔平選手の劇的なサヨナラホームランの陰で、マンシー選手の奮闘もまた、チームの勝利に大きく貢献していました。今回は、マンシー選手の最近の活躍を中心に、話題となった「魚雷バット」騒動の真相、そして今後の展望について詳しく解説します。

マックス・マンシーとは？

マックス・スティーブン・マンシー（Maxwell Steven Muncy）は、1990年8月25日生まれのアメリカ合衆国出身のプロ野球選手です。右投左打の内野手、外野手として、MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属しています。ベイラー大学で野球をプレーし、2012年のMLBドラフトでオークランド・アスレチックスに指名されてプロ入り。2020年と2024年にはドジャースの一員としてワールドシリーズ制覇を経験しています。

大谷翔平のサヨナラ弾を呼んだ、マンシーの同点打！

記憶に新しいのは、2025年4月2日（日本時間3日）に行われた対アトランタ・ブレーブス戦での活躍です。3-5とリードされた8回裏、2死二、三塁のチャンスで、マンシー選手はブレーブスの守護神、イグレシアス投手のチェンジアップを捉え、右中間を破る同点2点タイムリーツーベースヒットを放ちました。

この一打で試合を振り出しに戻し、続く大谷翔平選手の劇的なサヨナラホームランへと繋がったのです。 大谷選手自身も「チームを救ってくれた」とマンシー選手を称賛しています。 (出典: 東スポWEB)

話題の「魚雷バット」騒動とは？

この試合で注目されたのは、マンシー選手が一時使用していた「魚雷バット」と呼ばれる新型バットの存在でした。このバットは、MLBを席巻するほどの話題性を持っていましたが、マンシー選手は3打席で使用したものの快音は聞かれず。4打席目には、自身が愛用してきたグレーのバットに戻し、見事同点打を放ったのです。

試合後、マンシー選手は「魚雷バットが私には合わないのかも」というコメントを残しており、話題となりました。 新しいものを取り入れる姿勢は素晴らしいですが、やはり長年慣れ親しんだ道具が一番力を発揮できるのかもしれません。

不振からの脱却、ベテランの意地

実は、マンシー選手は試合前時点で21打数2安打と不振に苦しんでいました。 それだけに、この同点打は本人にとっても大きな意味を持つ一打だったでしょう。塁上での安堵の表情がそれを物語っています。

「ドジャース・マンシーが汚名返上の同点打！"魚雷バット"3の0で…」という見出しの記事も見られ、周囲の期待とプレッシャーの中で結果を出したマンシー選手の精神力の強さが伺えます。

2024年は怪我に苦しんだシーズン

2024年シーズン、マンシー選手は怪我に苦しみました。6月21日には右脇腹の故障で10日間の故障者リスト（IL）から60日間のILへ異動。リハビリのため、8月9日には傘下3Aのオクラホマシティ・ベースボールクラブへリハビリ出場しました。しかし、怪我から復帰後も、持ち前の打撃を発揮し、チームに貢献しています。

今後の展望：ドジャース優勝へのキーマンとなるか？

マックス・マンシー選手は、ドジャースにとって欠かせない戦力です。 強打と選球眼の良さに加え、内野の複数のポジションを守れるユーティリティ性も魅力です。 ベテランとして、チームを牽引する役割も期待されます。

特に、ポストシーズンでの勝負強さには定評があり、2020年のワールドシリーズ制覇にも大きく貢献しました。 今後も、勝負強い打撃でチームを勝利に導き、ワールドシリーズ制覇に貢献することが期待されます。

ドジャースのスター選手たち

ドジャースには、大谷翔平選手をはじめ、ムーキー・ベッツ選手、フレディ・フリーマン選手など、多くのスター選手が在籍しています。 彼らスター選手との連携も、マンシー選手の活躍を左右する重要な要素となるでしょう。

大谷翔平選手: 言わずと知れた二刀流スーパースター。打撃、走塁、守備、全てにおいて高いレベルを誇ります。 ムーキー・ベッツ選手: 広範囲な守備と正確な送球が魅力の外野手。打撃も好調で、チームの得点源として期待されています。 フレディ・フリーマン選手: 高い打撃技術と安定した守備でチームを支えるベテラン内野手。

これらのスター選手たちとマンシー選手が上手く噛み合うことで、ドジャースは更なる高みを目指せるはずです。

ドジャースのチーム状況

ドジャースは、近年、MLBの中でも常に優勝候補に挙げられる強豪チームです。豊富な資金力を背景に、積極的に戦力補強を行い、常に高いレベルの選手層を維持しています。

特に、2024年は大谷翔平選手を獲得するなど、大型補強を行い、ワールドシリーズ制覇への期待が高まっています。マンシー選手を含むベテラン勢と、大谷選手のような新加入のスター選手が融合し、どのような化学反応を起こすのか、注目が集まります。

まとめ

マックス・マンシー選手は、不振を乗り越え、再び輝きを取り戻しつつあります。 話題となった「魚雷バット」騒動もありましたが、最終的には自身の愛用バットで結果を出すあたり、ベテランの意地を感じさせます。

ドジャースのワールドシリーズ制覇には、マンシー選手の活躍が不可欠です。 今後の彼の活躍から目が離せません。

参考資料:

• 中日新聞Web: https://www.chunichi.co.jp/article/1047867
• nikkansports.com: https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202504040000319.html
• 東スポWEB: https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/339902
• Full-Count: ド軍マンシー、"魚雷バット"やめて意地の同点打 3の0から復活…塁上で安堵の表情
• その他、Wikipedia、MLB公式サイト、スポーツナビなどの情報も参考にしています。