レクサス新型 es

レクサス新型ES、7年ぶりのフルモデルチェンジで世界初公開！2026年春頃日本発売へ

レクサスは、基幹セダンである「ES」の新型モデルを世界初公開しました。2025年4月23日に中国・上海モーターショーで発表され、日本での発売は2026年春頃を予定しています。今回のフルモデルチェンジは7年ぶりとなり、内外装デザインの大幅な刷新に加え、ハイブリッドモデルと初のバッテリー式電気自動車（BEV）モデルが設定されるなど、大きな進化を遂げています。

新型ES、セダンの概念をアップグレード

レクサスは、新型ESの開発にあたり、「セダンの概念をアップグレードすること」を目指しました。初代ESは1989年に登場し、上質なFFサルーンとして、広い室内空間、優れた静粛性、そして快適な乗り心地で高い評価を得てきました。新型ESでは、これらの美点をさらに磨き上げ、次世代の電動化を見据えた新たな価値を付加しています。

Lexus International チーフエンジニアの千足浩平氏は、「セダンはエンジンルーム／モータールーム、居住空間、トランクの3つの箱で構成されており、高いボディ剛性と低重心を実現する工学的な合理性を備えています。新型ESでは、このセダンの基本性能に磨きをかけました」と語っています。

最新情報：ハイブリッドとEVの2本立て

新型ESの最大の注目点は、パワートレインにハイブリッドモデルに加え、ESとして初めてバッテリー式電気自動車（BEV）モデルが設定されることです。これにより、ユーザーはライフスタイルやニーズに合わせて、最適なモデルを選択できるようになります。

具体的なスペックや航続距離などの詳細はまだ発表されていませんが、レクサスの次世代電動車ラインナップの先陣を切るモデルとして、高い性能と先進技術が期待されます。

デザイン：大胆な進化を遂げた内外装

新型ESは、内外装デザインも大幅に刷新されました。外観は、レクサスの最新デザイン言語を採用し、より洗練された印象となっています。全長5.1mのボディは、現行モデルと比較してさらに伸びやかになり、存在感を増しています。フロントマスクは、レクサスの象徴であるスピンドルグリルを進化させたデザインを採用し、シャープなヘッドライトと相まって、精悍な表情を作り出しています。

内装は、上質な素材をふんだんに使用し、クラフトマンシップを感じさせる仕上がりとなっています。水平基調のデザインを採用し、広々とした空間を演出しています。また、最新のインフォテインメントシステムや運転支援システムも搭載され、快適性と安全性が向上しています。

進化の背景：電動化戦略と中国市場

今回の新型ESの発表は、レクサスの電動化戦略を加速させるための重要な一歩となります。レクサスは、2030年までにすべてのモデルで電動車を設定し、2035年までにBEVのみの販売に移行する目標を掲げています。新型ESは、この目標達成に向けた重要な役割を担うモデルとなります。

また、新型ESの発表の場として中国・上海モーターショーが選ばれたことにも注目が集まっています。中国は世界最大の自動車市場であり、特に電動車の需要が急速に拡大しています。レクサスは、新型ESを中国市場に投入することで、電動車市場での存在感を高め、販売台数を拡大することを目指しています。

安全技術：Lexus Safety System + を採用

レクサスは、モビリティ社会の究極の願いである「交通事故ゼロ」を掲げ、安全技術開発を進めています。新型ESでは、最新のLexus Safety System +を採用し、世界トップレベルの先進安全技術をより多くのクルマに普及させていく考えです。

初代ESから新型ESへ：歴史を振り返る

初代ESは1989年に、フラッグシップセダン「LS」とともに販売を開始されました。当時、高級車市場はFR（フロントエンジン・リアドライブ）車が主流でしたが、ESはFF（フロントエンジン・フロントドライブ）車として、静粛性と乗り心地、広い室内空間で新たな価値を提供しました。

以来、ESは8世代にわたり進化を続け、世界80以上の国と地域で販売されるレクサスの基幹モデルとして、多くのユーザーに愛されてきました。今回のフルモデルチェンジでは、電動化という新たな時代に対応し、セダンの可能性をさらに広げるモデルとして、大きな期待が寄せられています。

価格：650万円から？（未確定情報）

新型ESの価格はまだ正式に発表されていませんが、最新のパワートレインや装備を採用することにより、現行モデルよりも価格が上昇する可能性があります。一部報道では、650万円程度からとなる見込みとされていますが、今後の正式発表を待ちましょう。（※この情報は現時点では未確定です。）

今後の展望：2026年春の日本発売に向けて

新型ESは、2026年春頃に日本で発売される予定です。詳細なスペックや価格、グレード構成などは、今後の発表を待ちましょう。レクサスの次世代を担うモデルとして、新型ESがどのような進化を遂げたのか、今から期待が高まります。

まとめ

レクサス新型ESは、7年ぶりのフルモデルチェンジで、デザイン、パワートレイン、安全技術など、あらゆる面で大幅な進化を遂げました。ハイブリッドモデルに加え、初のEVモデルが設定されたことで、ユーザーの選択肢が広がり、電動化時代に対応した新たな価値を提供します。2026年春の日本発売が待ち遠しい一台です。

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