札幌ドーム

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札幌ドームで再び選手転落事故発生! 安全対策を求める声が再燃

札幌ドーム(現在は大和ハウス プレミストドーム)で、またも選手が転落する事故が発生し、安全対策を求める声が再び高まっています。3月9日に行われたJ2リーグ第4節、北海道コンサドーレ札幌対ジェフユナイテッド市原・千葉の試合で、ジェフユナイテッド市原・千葉のFW呉屋大翔選手がゴールを決めた直後に、ゴール裏の看板裏の溝に転落しました。

呉屋選手、ゴール後の歓喜が悲劇に…

サッカー ゴール 喜び

スポーツ報知によると、呉屋選手は2-1で迎えた後半アディショナルタイムにダメ押しの3点目を決めました。興奮した呉屋選手はサポーターの元へ駆け寄ろうとしましたが、その際に札幌ドーム特有の看板裏の溝に転落してしまったのです。この事故を受け、東スポWEBは「札幌ドーム 再びの〝選手転落〟で安全対策求める声再加熱「看板の奥は崖なんだから」」と報道。改めて札幌ドームの安全対策の甘さを指摘しています。

幸い、呉屋選手は自身のX(旧Twitter)で「無事です」と報告し、大事には至りませんでした。サッカーダイジェストの記事では、呉屋選手の妹が「私にも心配の連絡来てます」と明かし、「トレンド入ってたよ、おめでとう」と祝福する様子が伝えられています。しかし、今回の事故は過去にも同様の事例があったことから、札幌ドームの安全対策に対する不安の声がさらに強まっています。

相次ぐ選手転落事故、過去にはアデミウソン選手も

今回の呉屋選手の転落事故は、決して初めてのことではありません。過去には、アデミウソン選手も同様の場所に転落した事例があります。札幌ドームの構造上の問題点が浮き彫りになった形です。札幌ドームのゴール裏には、広告看板が設置されていますが、その裏には約3メートルの高さのコンクリートの溝が存在します。選手が興奮してサポーターに近づこうとした際、誤ってこの溝に転落する危険性があるのです。

なぜ安全対策は進まないのか? 札幌ドームの特殊な構造

札幌ドーム 内部構造

札幌ドームは、野球とサッカーの両方の試合に対応できる多目的スタジアムとして建設されました。その特殊な構造が、安全対策の難しさにつながっていると考えられます。札幌ドームには、「ホヴァリングサッカーステージ」と呼ばれる、サッカーの試合を行う際にピッチ全体を移動させるシステムがあります。このシステムが、ゴール裏の構造に影響を与え、安全対策を困難にしている可能性があります。

札幌ドームの現状と未来:ネーミングライツ契約と黒字化の見通し

札幌ドームは現在、「大和ハウス プレミストドーム」という名称で運営されています。これは、大和ハウス工業がネーミングライツを取得したことによるものです。札幌ドームを運営する札幌ドームは、2025年3月期決算で2400万円の黒字となる見通しを公表しました。これは、イベントの増加やネーミングライツ契約による収入増が要因です。しかし、今回の選手転落事故を受け、安全対策への投資が不可欠であることは言うまでもありません。

札幌ドームとは? 多様なイベントを支える北海道のシンボル

札幌ドームは、2002 FIFAワールドカップや2019ラグビーワールドカップ、2020東京オリンピックのサッカー競技など、数々の国際的なイベントを開催してきた歴史があります。また、北海道コンサドーレ札幌の本拠地であるとともに、サザンオールスターズやNissyなどの人気アーティストのコンサートも開催されるなど、北海道の文化を支える重要な役割を担っています。

札幌ドームへのアクセスは、札幌市営地下鉄東豊線「福住」駅から徒歩でアクセス可能です。札幌駅からは約13分で到着できます。

今後の展望:安全対策の強化と信頼回復に向けて

今回の呉屋選手の転落事故を受け、札幌ドームは早急に安全対策を強化する必要があります。具体的には、

  • ゴール裏の溝への転落防止柵の設置
  • 看板の構造見直し
  • 選手や関係者への安全教育の徹底

などが考えられます。

札幌ドームは、北海道のシンボルとして、これからも多くの人々に感動と興奮を届ける場所であり続ける必要があります。そのためには、安全対策の強化は不可欠です。今回の事故を教訓に、安全で安心して楽しめるスタジアムづくりに向けて、関係者一丸となって取り組むことが求められます。

まとめ

札幌ドームでの選手転落事故は、安全対策の重要性を改めて浮き彫りにしました。呉屋選手の無事を喜びつつも、二度とこのような事故が起こらないよう、札幌ドームは早急に安全対策を強化し、信頼回復に努めるべきです。北海道のシンボルである札幌ドームが、安全で安心して楽しめる場所として、これからも多くの人々に愛されることを願っています。

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2―1で迎えた後半アディショナルタイム2分。ロングボールに反応して抜け出すと、相手GKよりも先にボールへ触り、無人のゴールに流し込んだ。チームメートに追いかけられながら勢いよく観客席に走り出すと、ゴール裏の看板を飛び越え、約3メートル下にあるコンクリートの地面に落下した。一時姿を消してイレブンも心配そうに見つめていたが、約1分後に笑みを浮かべながらピッチに"生還"。試合後には自身のXで「無事です」と報告した。

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