帯状疱疹

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ピリピリ、チクチク…「帯状疱疹」が急増中? 原因、症状、予防法まで徹底解説

「最近、周りで帯状疱疹になったって人、多くない?」

そんな会話を耳にする機会が増えた方もいるのではないでしょうか。実際、帯状疱疹は他人事ではありません。南日本新聞の報道によると、成人の9割以上が帯状疱疹の原因となるウイルスを保有しており、なんと3人に1人が発症する可能性があるのです。しかも、近年では20代~40代の発症者が増加傾向にあるというデータも。

今回は、帯状疱疹の現状、原因、症状、そして予防法まで、詳しく解説します。

帯状疱疹とは? なぜ今、注目されているのか

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。子供の頃にかかる水疱瘡(みずぼうそう)と同じウイルスが原因で、一度水疱瘡にかかると、ウイルスは体内の神経節に潜伏し続けます。普段は免疫力によって抑えられていますが、加齢、疲労、ストレスなどによって免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化し、帯状疱疹として発症するのです。

なぜ今、帯状疱疹が注目されているのでしょうか? その理由は、発症者数の増加、若年層の発症率上昇、そして重症化リスクの高さにあります。高齢化社会が進むにつれて、帯状疱疹のリスクマネジメントとして、ワクチン接種の重要性が高まっているのです。

帯状疱疹 ワクチン

帯状疱疹の最新情報:増加する発症者数と若年化

FNNプライムオンラインの記事によると、近年、20代~40代の帯状疱疹発症者が約2倍に増加しているとのことです。これは、現代社会におけるストレスや不規則な生活習慣、そして季節の変わり目による寒暖差などが、免疫力低下を招いていることが原因と考えられます。

特に、年度末は新生活の準備や仕事の繁忙期が重なり、肉体的にも精神的にもストレスが溜まりやすい時期です。このような時期は、特に帯状疱疹に注意が必要です。

帯状疱疹の症状:ピリピリ、チクチクから始まる激しい痛み

帯状疱疹の初期症状は、皮膚のピリピリ、チクチクとした痛みや痒みです。多くの場合、体の片側に現れます。数日後には、痛みのあった場所に赤い発疹が現れ、水疱を伴うようになります。

帯状疱疹の痛みは非常に強く、日常生活に支障をきたすほどです。夜も眠れないほどの痛みを感じる人もいます。また、発疹が治った後も、神経痛が残る場合もあります。この神経痛は、帯状疱疹後神経痛と呼ばれ、数ヶ月から数年続くこともあります。

帯状疱疹の原因:免疫力低下と水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化

帯状疱疹の原因は、前述の通り、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化です。子供の頃に水疱瘡にかかった後、ウイルスは神経節に潜伏し、免疫力が低下すると再び活性化します。

免疫力低下の原因は様々ですが、主なものとしては、加齢、疲労、ストレス、睡眠不足、栄養不足、基礎疾患(糖尿病、高血圧、リウマチ、腎不全など)などが挙げられます。

帯状疱疹の治療:早期発見と抗ウイルス薬の投与が重要

帯状疱疹の治療は、早期発見と早期治療が重要です。皮膚科を受診し、抗ウイルス薬を投与してもらうことで、ウイルスの増殖を抑え、症状の悪化を防ぐことができます。

抗ウイルス薬は、発症から3日以内に投与することが望ましいとされています。早めに受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。

また、痛みに対しては、鎮痛剤や神経ブロック注射などが行われることもあります。

帯状疱疹の予防:ワクチン接種と生活習慣の見直し

帯状疱疹の予防には、ワクチン接種が有効です。50歳以上の方は、帯状疱疹ワクチンを接種することで、発症リスクを大幅に減らすことができます。

ワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。生ワクチンは、弱毒化したウイルスを使用しており、免疫獲得効果が高いとされています。一方、不活化ワクチンは、ウイルスを不活化したものを使用しており、生ワクチンよりも安全性が高いとされています。

どちらのワクチンを選ぶかは、医師と相談して決めるようにしましょう。

ワクチン接種に加えて、生活習慣の見直しも重要です。バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけ、ストレスを溜めないようにしましょう。

免疫力 食事

帯状疱疹とヘルペスの違い:原因ウイルスと症状の違い

帯状疱疹とヘルペスは、どちらもウイルス感染症ですが、原因となるウイルスが異なります。帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスが原因であるのに対し、ヘルペスは単純ヘルペスウイルスが原因です。

また、症状にも違いがあります。帯状疱疹は、体の片側に帯状に発疹が現れるのが特徴ですが、ヘルペスは、口唇や性器など、特定の場所に水疱が現れます。

帯状疱疹になったら:周囲への感染リスクと注意点

帯状疱疹は、水疱瘡にかかったことのない人に感染する可能性があります。特に、妊婦や免疫力の低下している人への感染は注意が必要です。

帯状疱疹になった場合は、水疱を触らないようにし、清潔に保つようにしましょう。また、タオルや寝具などを共有しないようにしましょう。

4月から開始?帯状疱疹予防ワクチンの定期接種化の動き

一部報道によると、2024年4月から、超高齢化社会に対応するため、帯状疱疹予防ワクチンの定期接種化が開始される可能性があるとのことです。もし実現すれば、65歳以上の方を対象に、帯状疱疹ワクチン接種の費用が一部公費で負担されることになります。

帯状疱疹は、誰でもかかる可能性のある病気です。ワクチン接種や生活習慣の見直しなど、できることから予防に取り組みましょう。

まとめ:帯状疱疹は他人事ではない! 今からできる予防を

帯状疱疹は、成人の3人に1人が発症する可能性のある身近な病気です。発症すると激しい痛みを伴い、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

しかし、ワクチン接種や生活習慣の見直しによって、予防することができます。まずは、自分の免疫力を高めることを意識し、帯状疱疹のリスクを減らしましょう。

  • バランスの取れた食事を心がける
  • 十分な睡眠をとる
  • 適度な運動をする
  • ストレスを溜めない
  • 50歳以上の方はワクチン接種を検討する

「自分は大丈夫」と思わずに、今からできることを始めてみましょう。早期発見と早期治療が大切なので、少しでも気になる症状があれば、早めに医療機関を受診してください。

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