東滝川駅

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さようなら、東滝川駅:JR北海道、ダイヤ改正で廃止される駅を追う

2025年3月15日、JR北海道のダイヤ改正に伴い、長年地域の人々に親しまれてきた東滝川駅を含む5つの駅が廃止されました。利用者の減少という厳しい現実を背景に、惜しまれつつもその役割を終えることになったこれらの駅。この記事では、東滝川駅を中心に、廃止に至る経緯や地域への影響、そして今後の展望について詳しく解説します。

東滝川駅、111年の歴史に幕を下ろす

雪に覆われた東滝川駅のホーム

根室本線に位置する東滝川駅は、滝川駅と赤平駅の中間付近に位置し、1913年(大正2年)に開業しました。111年もの間、地域の足として、人々の生活を支えてきた駅です。しかし、近年は利用者の減少が著しく、1日の平均乗車人員は廃止の目安となる3人を大きく下回っていました。

JR北海道は、路線の維持が困難な状況を受け、2025年3月15日のダイヤ改正で、東滝川駅を含む5つの駅を廃止することを決定しました。廃止されたのは、他に宗谷線の雄信内駅、南幌延駅、抜海駅、そして花咲線の東根室駅です。

廃止を惜しむ声、地域への影響

廃止される駅を見送る人々

長年利用してきた駅がなくなることは、地域住民にとって大きな出来事です。朝日新聞の記事によれば、廃駅となる抜海駅では、粋なアナウンスで人々を魅了し、宿を開業した人もいるほど、駅は地域に深く根付いていました。駅の廃止は、単なる交通手段の喪失だけでなく、地域のシンボルやコミュニティの拠り所を失うことにも繋がります。

NHKの報道では、JR北海道が駅の廃止によって年間800万円のコスト削減を見込んでいることが伝えられています。しかし、一方で、駅の廃止は地域経済や観光にも影響を与える可能性があります。特に、秘境駅として知られる抜海駅や、日本最東端の駅である東根室駅は、鉄道ファンを中心に多くの観光客を集めていました。これらの駅が廃止されることで、観光客の減少や地域経済の縮小が懸念されます。

近年の動き:ダイヤ改正と駅の廃止

  • 2025年3月14日: 東滝川駅を含む5つの駅が最終運行日を迎える。各地で地元住民や鉄道ファンが集まり、別れを惜しむ。
  • 2025年3月15日: JR北海道のダイヤ改正が実施され、東滝川駅を含む5つの駅が正式に廃止される。

なぜ廃止? 背景にある厳しい現実

JR北海道が駅の廃止を進める背景には、深刻な経営状況があります。北海道という広大な土地を抱え、過疎化が進む地域も多いことから、JR北海道は常に厳しい経営状況に置かれています。

駅の維持には、施設の保守費用や人件費など、多額の費用がかかります。利用者の少ない駅を維持することは、JR北海道にとって大きな負担となっていました。そのため、JR北海道は、利用者の少ない駅の廃止や、路線の見直しを進めることで、経営の効率化を図っています。

今後の展望:地域交通の維持と活性化

駅の廃止は、地域住民にとって不便を強いるだけでなく、地域経済や観光にも影響を与える可能性があります。そのため、駅の廃止と同時に、地域交通の維持や活性化に向けた取り組みが重要となります。

例えば、バス路線の拡充や、デマンド交通の導入など、駅の代替となる交通手段の確保が必要です。また、地域資源を活用した観光振興や、移住・定住の促進など、地域経済の活性化に向けた取り組みも重要となります。

まとめ:東滝川駅の記憶を胸に、新たな一歩を

東滝川駅の歴史を物語る古い写真

東滝川駅の廃止は、時代の流れとともに変化していく地域の姿を象徴する出来事です。111年の歴史の中で、多くの人々の生活を支えてきた東滝川駅。その記憶は、地域の人々の心に深く刻まれることでしょう。

駅の廃止は、新たな始まりでもあります。地域交通の維持や活性化に向けた取り組みを通じて、地域の人々が新たな一歩を踏み出すことを願っています。

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