大の里

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大の里、雪辱果たす!伯桜鵬破り九州場所連勝スタート/横綱豊昇龍は土付かず

大相撲の九州場所が福岡国際センターで開催中です。初日の9日、注目を集めた一番が幕内取組の「大の里(おおのさと)対伯桜鵬(はくしょうほう)」です。序盤戦から波乱のない展開が続く中、大の里は前場所で自身に金星(勝ち越し)を献上した伯桜鵬を下し、白星で飾り始めました。一方、新横綱の豊昇龍(ほうしょうりゅう)は、大の里の兄弟子でもある高安(たかやす)に寄り切りで敗れ、初日から土付かずの展開となりました。

九州場所初日、大の里が伯桜鵬を寄り切りで撃破

大の里と伯桜鵬の取組

大の里(伊勢ヶ濱部屋)と伯桜鵬(八角部屋)の対戦は、前場所の秋場所で大の里が伯桜鵬を破ってから約1ヶ月ぶりの再戦でした。この秋場所で大の里は、新入幕を果たした伯桜鵬に勝利し、自身の金星(二桁勝ち越し)を献上しています。その雪辱を期していた伯桜鵬ですが、この日の取組は大の里の優勢な展開となりました。

四つに組んだ際は互角の攻防が見られましたが、寄り切りに持ち込む際のスピードと力強さは、大の里の勝利を決定づけました。大の里は初日を白星で飾り、連勝ストリークを開始しました。

一方、この一番の勝敗は大の里の連勝に留まらず、部屋の兄弟子である高安の勝利にも繋がりました。高安は新横綱の豊昇龍を寄り切りで破り、土付かずの快挙を達成しました。この二人の勝利は、伊勢ヶ濱部屋の力士としての結束と実力を示す結果となりました。

横綱豊昇龍、初日に黒星…高安に寄り切りで敗れる

新横綱の豊昇龍(八角部屋)にとって、この九州場所初日は苦いスタートとなりました。前場所まで横綱の座を守った白鵬(はくほう)の引退に伴い、新横綱として迎えるこの場所。その期待を背負った初日、対戦相手は大の里の兄弟子である高安(伊勢ヶ濱部屋)でした。

取組は、高安が豊昇龍の足元を崩し、寄り切りで制しました。豊昇龍は立ち合いからわずかに後ろに下がり、そこを逃さず高安が仕挂けると、すぐに崩しをかいくぐって寄り切られ、土を喰らいました。この敗戦により、豊昇龍は大相撲の横綱としての初日を黒星でスタートすることになりました。

背景にある「伊勢ヶ濱部屋」の勢い

この初日の勝敗には、伊勢ヶ濱部屋の存在が大きく関わっています。大の里と高安は、共に伊勢ヶ濱部屋所属の力士です。特に、大の里と高安は兄弟子・弟弟子の関係にあり、互いに切磋琢磨していることが報じられています。

大の里が伯桜鵬を破り、高安が豊昇龍を破った結果は、単なる個人の勝敗を超え、伊勢ヶ濱部屋全体の勢いを象徴する出来事と言えるでしょう。大の里が入幕して以降、伊勢ヶ濱部屋は常に上位で戦う力士を擁しており、その勢いはこの九州場所にも引き継がれています。

九州場所の展望:大の里の白星スタートの意味

初日を勝利した大の里は、この後の取組でも連勝を続け、自己最高位(現在は小結)の更新や三役昇進を目指すことになります。伯桜鵬戦での雪辱を果たしたことで、自信を深めたことでしょう。

一方、新横綱の豊昇龍は、初日からの黒星が響き、今後の取組に影響を与える可能性があります。横綱としての威厳を保ち、早急に再起するかが焦点となります。

この九州場所は、新横綱誕生後の初めての場所ということもあり、横綱の成績次第で大相撲全体の勢いが変わってくるかもしれません。大の里と高安の活躍が、伊勢ヶ濱部屋の名をさらに高め、大相撲ファンを魅了し続けることが期待されます。

まとめ:大の里の勝利が示す大相撲の今後

大の里が伯桜鵬を破って白星で飾り初めた九州場所初日。その勝利は、伊勢ヶ濱部屋の力強い現れであり、大の里自身の自信に繋がる一戦でした。新横綱の豊昇龍が初日に敗れたことで、この場所が波乱の幕開けとなった今後、大の里の活躍に一層の注目が集まることでしょう。

大相撲ファンは、大の里と高安の兄弟子・弟弟子の関係や、伊勢ヶ濱部屋の熱気、そして新横綱豊昇龍の復調など、この九州場所に掛ける想いを抱きながら、今後の取組を楽しみに見守ることになります。