ミジオロウスキー

大谷翔平の前に立ちはだかる新たな壁？ ブルワーズの剛腕ルーキー、ミジオロウスキーに注目集まる

メジャーリーグのポストシーズンが佳境を迎える中、連日熱戦が繰り広げられています。特に注目を集めているのが、ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）。ワールドシリーズ進出をかけた戦いで、ロサンゼルス・ドジャースとミルウォーキー・ブルワーズが激突しています。その中で、ひときわ異彩を放っているのが、ブルワーズの剛腕ルーキー、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手です。

大谷翔平、初回いきなり三塁打！ その裏で緊急登板したミジオロウスキー

ドジャースタジアムで行われたNLCS第3戦。ドジャースは、大谷翔平選手が「1番・DH」で先発出場し、初回からいきなり右翼線へ三塁打を放ち、本拠地は大歓声に包まれました。続くベッツ選手のタイムリーで先制点を挙げ、幸先の良いスタートを切りました。

しかし、ブルワーズも黙ってはいません。先発のアシュビー投手が初回1/3回で降板。早くもブルワーズのマーフィー監督は、切り札としてミジオロウスキー投手をマウンドに送りました。

剛腕ミジオロウスキーとは何者なのか？

ジェイコブ・ウォルター・ミジオロウスキー（Jacob Walter Misiorowski）は、2002年4月3日生まれ、アメリカ合衆国ミズーリ州出身の23歳。右投げの投手です。最速164キロを誇る剛腕で、その圧倒的な球威で打者をねじ伏せるスタイルが持ち味です。

Wikipediaによると、ミジオロウスキーは、レギュラーシーズン終盤戦は苦戦した時期もありましたが、ポストシーズンに入り、そのポテンシャルを爆発させています。NLDS第2戦では、100マイル（約161キロ）を超える速球を連発し、3イニングを1安打、4三振、2四球に抑え、勝利投手となりました。

マーフィー監督も警戒！ 大谷対策は？

ブルワーズのマーフィー監督は、「オオタニは危険な打者。慎重に攻めている」と語り、大谷選手を徹底的に警戒している様子です。

「2連敗からの反撃へ「偉大さは逆境から生まれる」」という言葉通り、チームを鼓舞し、ミジオロウスキー投手の投入も、その戦略の一環と言えるでしょう。

過去には鈴木誠也に被弾も…変化球主体に切り替える場面も

一方で、ミジオロウスキー投手は、過去に鈴木誠也選手に被弾したこともあり、必ずしも万全ではありません。その際には、最速が5キロ弱ダウンしたものの、163キロを計測しながらも、変化球主体に切り替えるなど、状況に応じた投球術も持ち合わせています。

朗希とミジオロウスキー、逆境を味わった同い年の剛腕

興味深いことに、ミジオロウスキー投手と佐々木朗希投手は同い年です。佐々木投手も、メジャー昇格を目指し、マイナーリーグで苦戦した時期がありました。わずか1カ月前には、マイナー3Aで防御率6.75と苦しんでいた時期もあったようです。

しかし、ミジオロウスキー投手も、佐々木投手も、逆境を乗り越え、それぞれの舞台で輝きを放っています。

今後の展開とミジオロウスキーの役割

ドジャースは、大谷翔平選手を筆頭に、強力な打線が自慢です。一方、ブルワーズは、ミジオロウスキー投手をはじめとする強力な投手陣で対抗します。

今後の展開としては、ミジオロウスキー投手が、大谷選手をいかに抑えるかが、ブルワーズの勝利の鍵を握ると言えるでしょう。

地区シリーズ第5戦から中4日での登板となる可能性もあり、その状態も気になるところです。ミジオロウスキー投手が登板した場合は、第3戦で登板予定だったキンタナ投手を第4戦に回す可能性も高いとのことです。

まとめ： 大谷翔平 vs ミジオロウスキー、目が離せない！

ワールドシリーズ進出をかけたナショナル・リーグ優勝決定シリーズ。大谷翔平選手とジェイコブ・ミジオロウスキー投手という、日米を代表するスター選手同士の対決は、野球ファンならずとも目が離せない展開となりそうです。

今後の展望

• ミジオロウスキーの起用法: ブルワーズがどのような場面でミジオロウスキーを投入してくるのか、注目が集まります。特に大谷選手との対戦は、試合の流れを大きく左右する可能性があります。
• 大谷翔平の活躍: 大谷選手が、ミジオロウスキー投手を打ち崩し、チームを勝利に導けるのか、期待が高まります。
• シリーズ全体の行方: ドジャースとブルワーズ、どちらがワールドシリーズへの切符を手にするのか、最後まで予測不可能な戦いが繰り広げられるでしょう。

この一連の報道を通じて、ミジオロウスキーというキーワードが急上昇している背景には、大谷翔平選手との対戦、そして彼の持つポテンシャルへの期待感が大きく影響していると考えられます。今後の彼の活躍から目が離せません。